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![]() [経済] 根本的な工業構造の転換が必要 総投資が 35億元に達する冶金工業団地建設プロジェクトが延吉経済開発区に入居すると言う。 年間 300万トン の冶金工業原料を生産することができるこのプロジェクトが建設されれば、延辺の工業構図の変化とともに産業 の発展と地域経済の成長を導き、延辺経済に新しい活力をもたらしてくれるものと見込まれている。 延辺の企業は大部分が古く、工業企業らしい企業があまりない。最も実力のある企業といえば、タバコ工場で、 それ以外の古い企業は長い間、負債と設備老化により市場競争力が低下しており、製品の販路が拡がらないな どの困難に直面しており、そんな状態が 1年、 2年ではなく長く続いている。 現実に延辺の工業生産額のかなりの 比重を占める石硯製紙、開山屯の晨鳴製紙、図們の龍鉄石油化学公司の不振で、延辺は省全体で工業生産の 発展が一番遅い地域になった。 この 3社の不景気により、およそ 3億元余りに達する生産額が減り、延辺の工業 経済全般の成長に大きな影響を及ぼしたが、深く考えざるを得ない。 延辺の大企業と呼ばれる企業は大部分が木材を利用した製紙業であり、実は枯渇しそうな延辺の木材資源で引 き続き製紙業の隆盛を考えるというのは、昔の考えに過ぎない。 60年代の設備で競争力ある製品を開発するとい うのは不可能な事で、技術改造に巨額を投資して新しい製品を作り出すというのは始めから銀行ローンに頼らなけ ればならないため、原価が高くなり、市場競争力が落ち、内地企業に経営を任せることもまた長い間抱えている 《 包み》の問題があり、各種の矛盾と紛争を伴うのが常だ。 こんな現象は既に石硯紙工場、晨鳴製紙、龍鉄石油化 学などの企業ですべて発生した事例だ。 総じて延辺の工業構造を見れば、古い企業が中心となり、一度この中心 軸に少しでも問題が起これば、すぐにその結果が現実に現われ、延辺の工業経済全般を刺激する。 延辺の場合、小型企業にて形成された分散した工業構造よりも、大きくて強い工業企業を開発区に引き入れ、 主要企業により形成された集中的な工業構造を形成することが重要だ。 市場吸引力のある、図体の大きい新しい 企業を開発区に誘致して、工業の牽引力を育てることが工業州への道だ。弱小の工業企業よりも大きくて強い大型 工業企業を建設しなければならないという指摘だ。 工業が死ねば地域が死ぬ。 公田を抜きにして地域の経済を語ることはできない。 また工業があれば、失業者の 就業と従業員の収入増加も現実化してくる。 実のところ現在、政府の一番根本的な任務は失業者の就職口創出 と従業員の収入を増加することだと思う。 これは工業を通じて実現しなければならないし、またそれだけが可能に なる方法だ。このためなら政府は壮大な計画を持って人々が長期間労動して保障を受けることの出来る、図体の 大きな工業企業をたくさん建設しなければならない。 今度の延吉開発区に入居する冶金工業団地も、それゆえに 注目されるのだ。 調べによれば、延吉冶金工業団地は国内製鉄産業分野で実力と競争力を認められている瀋陽東方鋼鉄有限公 司が 2年間に 35億元を投資して建設することになる。その時には延辺の豊かな鉄鉱資源を効果的に利用して鉄 鉱粉を深層加工することが出来るのみならず、延辺工業の中心軸を形成することにもなろう。 世の中どこへ行って 見ても、豊かに暮らす地域であればあるほど工業企業の役目が重要な比重を占める。 私たちも今からでも延辺の 工業発展構造を根本的に改変しようという意志を持って、競争力がある活動的な一つ一つの新しい大型工業企業 建設に拍車をかけなければならない。 (延辺日報 パク・ジョンイル記者 2006年6月22日)
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