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![]() [社会] 農民たち遂に勝った!−汪清 種子のため大幅に減算、農民たち裁判の末に 58万元補償獲得 編集者の言葉: 農民たちが法で自分の権益を勝ち取ったというのは、実に喜ばしいことだ。 以前までは鬱憤を吐きつつも泣き寝入りしたり、政府部 門を訊ねて行政申告をしたり、拳を使って当事者たちと激しいけんか をしていたが、以前と違い彼らは法の力で自分たちの権益を取り戻した。 これは百草溝鎮の 農民たちだけではなく延辺農民にとっても大きな出来事だといえよう。 まだ周辺の農村には土地問題や種子問題を含め、農民たちの直接的な利益と係わる少 なからぬ問題が存在しており、またいずれも未解決のままであることを考えると、 汪清県百草溝鎮の今度の一件は良い手本になるだろう。 百草溝鎮の農民たちは既に1次的に 20万元の補償を受け、残り 38万元は 8月 に補償してもらうと言う。 その補償が約束どおり行われるのかが再び注目される。 汪清県百草溝鎮の農民たちが法で自分たちの合法的な権益を保護しなが ら最後まで訴訟し、勝訴することで、損害賠償費 58万元を受け取ることとなり、農 村の特大ニュースに浮上した。 2003年、百草溝鎮の一部の農民たちは鎮の農業技術普及所を含む該当の部門で当地の条 件に相応しいと指定してくれた 《延粳24》というイネの品種を栽培した。 そ の年、延辺の農村では普遍的に大型台風の襲来を受けたが、百草溝鎮だけはむしろ大幅 な減産で農民たちは莫大な経済的損失を被ることになった。 7月末まで何ら問題なく よく育ってくれた稲が、急に病気にかかり、190戸、 98.78haの田で 58万元余りに達するおびただしい経済的損失が発生した。 農民たちは汪清県種子 公司の不本意なミスにより、このような種子を選択し、その結果このようなおびただしい 損失を受けることになってしまったのだ。 《延粳24》という品種は、延辺農業科学研究院で栽培し、省該当部門の鑑定を通 過した新しいイネの品種だ。 商品としての 《延粳24》 種子説明書 には、この種子の弱点である 《年度によっては稲の病気にかかるおそれがあるので、薬で防止しな ければならない》と言う内容が必ず添付されなければならなかった。 延辺州中級人民法 院の判決書によると、該当部門で種子を稲作農家に売る際、この部分の説明を削 除してメリットだけを羅列した。 こんな良い言葉だけ聞いて弱点が全然分からないまま種子を購入した稲作農家は、 汪清県種子公司で 《最初に、年度によっては稲の病気が深刻になるということを知っていれば、 私たちは絶対 <延粳24>の品種を 選択はしなかったはずだ》と抗議し、この種子の問題点が全然分からない状況で騙されて購入したもの だから、これによりもたらされた経済損失を賠償してもらうのが当然だ.》 と主張した。 しかし汪清県種子公司では 《 他の地方では <延粳24>を栽 培して豊作をおさめたが百草溝だけで不作だったのだから、 <延粳24>品種は問題 ない》と主張、結局、品種の制約性についての説明を漏らした点が紛争の種子 として残ることになった。 百草溝鎮の被害農民たちは、一群となって政府該当部門を尋ねレベルの低い騒動で圧力 をかけて被害補償を受けようという考えを捨て、法で自分たちの合法的権益を勝ち取り、守ろうという 方法を選択し、提訴することになった。そして汪清県種子公司 で自分たちを弁護することができなかった状況で、汪清県人民法院の 1審判決、 延辺朝鮮族自治州中級人民法院の終審判決を経て、百草溝鎮の被害農民は 58万元余りの損失 につき補償を受けることになった。 法で自分たちの合法的権益を守った百草溝鎮の被害農民たちは、去る 5月12日、1次 的に 20万元の補償を受け、残りは来る 8月に補償してもらうことになっている。 (吉林新聞 キム・ソンゴル記者 2006年6月20日)
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