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![]() [社会] 観念の差と貧富の格差 朝鮮族と漢族の農民、貧富の格差がますます拡大 朝鮮族と漢族の農民間の貧富格差がますます拡大し、朝鮮族村の新しい村の建設に暗い影を投げている。観念と発展の模式が お互いに異なることに起因するこの格差について、各指導部と社会は大きな関心を払わなければならない。 第一に、朝鮮族と漢族の農民は土地に対する愛着において大きな差がある。 漢族の農民たちは耕作地を命綱と考え、耕作地さえあれば万事良しと考える。それゆえ彼らは方々に自分の耕作地を広げる。 しかしかなり多くの数の朝鮮族農民は、農村に安着せず、出国して 《大金》を儲けることばかり考え、土地を軽く考えている。こうして、 ますます多くの耕作地が漢族農民の手元へ流れこんでいる。 120世帯が生活している漢族村である龍城鎮源河村では今 650haの耕作地を扱っ ているが、世帯当たり 5ha以上ずつ保有している。 この多くの耕作地はどこから来たのか? 300ha以上が近隣の源河、興西、龍西など朝鮮 族村の耕作地を譲り受けたものだ。 第二に、朝鮮族と漢族の農民は余剰労働力と余剰労動時間の支配で大きな差がある。 調査によれば大多数の朝鮮族農民は 1年間の労動時間が 120日にもならなかったが、漢族農民は 250日を越えた。漢族農民たちは 《時は金なり》 と考えながら一刻も手を休めずに手まめに働いている。 和龍市で 《富裕村》として噂が立った漢族村の南坪鎮車廠村の農民たちは、農業をする外 に春には山菜の採集、夏と秋にはきのこ狩りと薬材採集、冬には木材で副業をするが、一年の労働日が 300日以上に達している。 彼らは端金儲け も遊ぶよりはましだと考える。 しかしかなり多くの数の朝鮮族農民たちは小さなお金儲けは目にもとめず、かといって大きなお金儲けは出来ず、 時間が惜しいとも思わず、無為に過ごす。彼らは自分が請け負ったわずかばかりの耕作地すらも、仕方なく扱っているという状態だ。 第三に、朝鮮族と漢族の農民は艱苦奮闘精神で大きな差がある。 大多数の漢族農民たちはお金さえ儲けることができれば苦労を有り難く思っているが、かなり多くの数の朝鮮族農民たちは、少し難しいだけで そっぽを向くのが常だ。 葉タバコ農業は苦しいが、お金儲けがよくできる生産項目だ。 和龍市の状況を見れば葉タバコ農業をする漢族農民たち がますます増える一方、朝鮮族農民はますます減っている。 大規模経営農家の場合も、漢族農民たちは滅多なことでは人夫を使わないが、朝鮮族 農民はすぐに人夫を使う。 こうして見ると朝鮮族農民たちの1ha当たりの葉タバコ農業費用が、漢族農民たちより 1000元以上も高い。 第四に、朝鮮族と漢族の農民たちは消費で大きな差がある。 お金儲けに没頭している大多数の漢族農民たちは、娯楽にはあまり関心がなく、消費を極力減らして一銭のお金でも大切に使う。 一方、かなり 多くの数の朝鮮族農民たちは娯楽が大好きで、実際の能力を遥に超過して過消費をしている。 某市の場合、漢族村にはゲートボール場が一つも ないが、朝鮮族村にはゲートボール場のない所がない。 その上、マージャン、トランプ、花札で 《賭博熱》をあげている。 また 《飲食三昧》 もとても激しいのにお金がないため、 《ツケ払い遊び》が非常に盛んだ。 今、漢族の農民たちは貯金のない人が非常に少ないが、朝鮮族農民たち は貯金のある人があまりいない。 大多数の漢族農民たちは生産費用を自給するが、大多数の朝鮮族農民たちは生産費用をローンでまかなっている。 (延辺日報 チョウ・チャンホ記者 2006年6月13日)
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