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![]() [社会] '中国同胞=朝鮮族' という公式が崩れる ![]() 韓国人と中国国籍の同胞(朝鮮族)が密集した北京望京の ‘ダイヤモンド幼稚園’は、未来の同胞社会の縮小版だ。 27人の園児のうち 20人は朝鮮族の子どもで、残りは韓国人と朝鮮族夫婦、中国人と朝鮮族夫婦、 日本人と朝鮮族夫婦の間で生まれた児童たちだ。 これは過去、朝鮮族の単一社会だった同胞社会が 多層的地形に変化する過程を象徴する。 中国同胞といえば延辺朝鮮族をまっ先に思い浮かべる固定観念 もこれからは有効ではなくなる。 1992年、韓中修交と中国の改革開放は在中同胞社会に天地開闢のような変化をもたらした。延辺朝鮮族自 治州など東北地方の同胞のうち、半分は北京や青島などに南下した。 20万名以上は韓国、日本、アメリカに 発った。 延辺大学のある同胞学者は “韓国から送金するお金が断ち切られると思えば、将来が真っ暗だ”と 言うほどだ。 同胞の娘たちが毎年 1,000人以上も韓国へ嫁に行き、人口が減少する延辺は確かに危機的状況だ。 しかしこんな状況は新しい挑戦の機会も提供した。望京、青島、瀋陽など新しい同胞密集地域は朝鮮族と韓国 からの長期滞在者及び韓国企業の結合を生み、 21世紀型同胞社会のモデルを形成しなければならない課題を抱えた。 同胞自らが現状況を決して危機と認識してはいないという点も重要だ。 韓国の都会化で農村が空洞化になった ように、中国の延辺も同じな道を歩くと思われる。また危機を嘆くのではなく、新しい同胞密集村をどのように発展 させるかにおいて悩んでいる。既に黒龍江省の星火村、遼寧省の満融村などは模範的な新しい同胞の居住地と して位置づいている。 望京のある同胞は “同胞社会が多層化し、都市化して、中国内の一つの民族を意味する ‘朝鮮族’ 用語は廃棄 されなければならない”とし “今は ‘韓民族’という包括的概念で同胞社会の発展戦略を構想しなければならない” と語った。 韓国企業と韓国人が集中した所に移動した在中同胞たちが、新しい居住地でどのように民族の同質性を 維持して韓国と中国に寄与するのかを模索しなければならない時が来たという話だ。 中国の主流社会に編入される同胞が増えているという点も注目しなければならない。 北京内のゴルフ場 36ヶ所の うち 4ヶ所が同胞の所有であり、同胞企業である ‘漢拏山’ などは中国屈指の企業に成長している。 同胞たちは “アメリカのベンチャー企業家・金鍾勲、日本の孫正義のような人物が中国からもすぐ出る だろう”と自信たっぷりだ。 (韓国日報 イ・ヨンソプ記者 2006年6月8日)
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