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![]() [社会] 北朝鮮、中国語ブーム熱く、日本語人気は下落 ▲北朝鮮で去る 9日、中国語弁論大会が開かれた'金日成総合大学'の正門 先日、日本のあるメディアのサイトは、北朝鮮で日本語の人気が下落しており、日本語を学ぶ北朝鮮の学生たちが 10年前から 4分の 3も減ったとし、 北朝鮮の学生たちが外国語を学ぶ順位は、昔は英語、日本語、ロシア語、中国語だったが、現在は英語、中国語、ロシア語、日本語に順位が入れ替わったと伝えた。 最近、北朝鮮駐在中国大使館教育組の責任者ジュ・ピョは、記者に北朝鮮の人々が中国語を学ぶいくつかの事例を紹介した。 外国語の勉強は英才教育 一つの事例を挙げれば、平壌外国語大学中文学科に年齢が37歳の学生がいる。 この '高齢'学生は軍隊に 17年間服務した軍人であり、中国語に格別 の興味を持ち、部隊にいる時も自学自習を続けた。 34才の時、平壌外国語大学に入学した彼は、現在 3年生だ。 また他の事例を挙げれば、金日成総合大学は毎年 12月に北朝鮮の学生たちと中国の留学生間の交歓会を開くが、集まりに参加する北朝鮮の学生たちは 皆が中文学科の学生たちであり、中国留学生ちは朝鮮語を、北朝鮮の学生たちは中国語を話すように規定した。 彼らは相互間に質問・返事をする方式 で相手の会話駆使力を見積る。 実のところ、北朝鮮は中国のように子供の時から外国語を教えてはもらえない。北朝鮮の幼稚園では一般的に外国語を学ばず、小学校でも外国語科目が なく、中学に行って初めて外国語に接し、また中国語も学ばなければならない。 北朝鮮では学生たちが中学でどんな外国語を学ぶかと言うことは学校で決めるが、どの大学へ行ってどんな外国語を学ぶかと言うことは主に自分の志望 に基ずく。 北朝鮮は 1972年から 11年制の義務教育を実施、義務教育の特点は一般的な義務教育であると同時に英才教育であるということだ。 平壌第一高等学校そして道義第一高等学校が英才教育体系に属し、外国語教育も英才教育の範囲に属する。 また一般的な義務教育を受ける学生たち も高校を卒業した後、軍隊に行ったり工業あるいは農業に携わった期間が 3年になれば、いくらでも大学へ行くことができる。 中国語を学ぶ人々、ますます増加 北朝鮮と日本がいまだに修交しないうえ、ずっと政治的摩擦が生じており、経済的連携も以前より少なくなっている状況で、日本語の人気が下落している。 これとは反対に中国と北朝鮮の親善関係が発展し、両国間の政治、経済、文化などの分野での交流と協力がますます密接になるに従い、中国語を学ぶ人々が ますます増えている。 現在、北朝鮮の金日成総合大学、平壌外国語大学、平壌国際関係大学で中文学科を設置し、金策工業総合大学、平壌医科大学、平壌印刷大学、 金型職師範大学、人民経済大学などで中国語科目を開設した。それ以外にも平壌外国語大学、人民大学習堂などでは恒常的に中国語講習組を設けているが、 これは主に中国へ行く留学生たちのためだ。 そして北朝鮮にはまた平壌外国語学校、新義州外国語学校など、外国語中学があり、中国語もこれらの学校の主要語学の一つだ。 外国人教員がほとんどいない状況 不完全な統計によると現在、学校で中国語を学ぶ北朝鮮の学生たちは 500人ほど。 ここにはホテル、商店などサービス業にて働いている中国語会話のできる 奉仕員たちは含まれない。 こんな奉仕員たちは、たとえ外国語学校を出ていなくとも、中国語の日常会話ができる。 それでホテルで食事をしたり、商店で 品物を買う時には、奉仕員たちの中国語で 'こんにちは' 、 'また来てください' となどの挨拶の言葉を聞くことができる。 北朝鮮の外国語教員は基本的に自国で養成、外国人教員がほとんどいない状況だ。 去年から北朝鮮教育部門は中国の大学の中国語教員 2人を平壌外国語大学 に招き、授業するように招請、中国語会話と中国の概況を教えるようにした。中朝両国の協議によって北朝鮮は毎年、学生たちを中国に留学させているが、 そんな留学生たちが最近は年間 350人ほどになる。それ以外にも朝鮮教育部門は毎年、中国政府の奨学金を利用して夏休み期間に教員 7人を一ヶ月半の間、 北京の中国語教員講習に参加させる。 ▲北朝鮮最初の中国語弁論大会開催 去る 9日、北朝鮮で初めて開かれた中国語弁論大会に、それぞれ金日成総合大学と平壌外国語大学中文学部の学生 6人が出場、平壌外国語大学の羅ソンヒと 金日成総合大学の韓ヒャンソルは 7月に北京で開かれる第5回世界大学生中国語競試大会の参加資格を得た。 朝鮮教育部など該当の部門の責任者たちが観戦し、チャン・ヨンムン北朝鮮駐在中国大使館文化参事が優勝者たちに賞を授与、学生たちと共に記念写真を残した。 新華社 (黒龍江新聞 2006年5月24日)
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