xxxxxxx

	中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト			Search by Google：

［文化］　延辺娘は韓国男性にとって何なのか 'ダンサーの純情'ムン・グニョン vs '１９の純情'ク・ヘソン ▲ 左側から <ダンサーの純情>のムン・グニョンと <１９の純情>のク・ヘソン 'ダンサーの純情'もそうだったし '１９の純情'もそうだった。 延辺娘はいつもきれいで、いつも純朴だった。 すべての男が皆好きだった。 中国延辺朝鮮族自治州の嫁入り前の娘たちが、こんなに韓国の男性たちに限り ないファンタジーを植えて付けてくれるのはなぜだろう。 22日に初めて放送された KBS 連日ドラマ '１９の純情'は、まず劇中で延辺娘ヤン・ククファに扮するク・ヘソンの 姿が目立つ。 頑是無く見えるほどに韓国へ来る船の中で歌を歌い、到着直前には青いワンピースに足首までの 白い靴下をはいたまま限りなく爽やかに微笑む。 といえども、時には "何でもありません！"と叫ぶほどに断固たる姿、車内の GPSの音声メッセージには "この子も 私と同じぐらい煩いのね"と驚くコミックな姿まで。 そこへ結婚しそうになった男のヨンジョンを見てからは座り込んで しまう清純さまで併せ持った娘こそがヤン・ククファ、ク・ヘソンだ。 ムン・グニョンが延辺娘チャン・チェリンとして出演した映画 'ダンサーの純情'も同じ。 '１９の純情'と同じくムン・グニョン も仁川港を通じて韓国に、そして観客に最初に姿を現わした。 そして '１９の純情'と同じく初めて計画した事が思い 通りに行かず、めちゃめちゃになり、男パク・ゴンヒョンから愛された。 "おじさん、申し訳ありません"をしきりに叫ぶ可愛い姿、ダンス選手権大会で優勝した姉だとホラを吹いた大胆さ、 そしてバレエの最高技術という 'グランドアレグロ'を披露する時の派手さとセクシーさまで。 一言で 言えば、'ダンサー の純情'でチャン・チェリンが見せてくれた延辺娘のイメージは、可愛くて純朴で派手でセクシーだ。 まだ最初なので断言 は出来ないが、 '１９の純情'のヤン・ククファ、ク・ヘソンもチャン・チェリン、ムン・グニョンのイメージを踏襲していることは ほぼ確かなようだ。 このように、ある女性に対するイメージの総合があらゆる最上級のイメージを一つに集めたものなら、 それは確かに ファンタジーだ。 中国内の朝鮮族自治州である延辺の人々は、いつも純朴で人の良さそうな、韓国の平均的な 男女が持つその暖かいファンタジーに、 韓国の男性が期待する理想的な女性らしさが結合したものこそが、まさしく このような延辺娘に対するファンタジーではないか。 ク・ヘソンは嫁ぎ先になりそうだった家族たちの写真を見ながら、呼び名を覚えるほどに家庭的で思慮深かったし、 今ではあの世の人になってしまった男を待ちながら、パンと牛乳で食いつなぐ寂しい女だった。 ムン・グニョンも雪と ホタルの光を大切にし、いつも相手を許してあげ、そうして後ろを向いて涙を流すだけの、そんな少女だった。 結局、二人の姿は作品の題目のように '純情' そのものだ。 ますます暮しが乾燥したこの地のすべての人々が 懐かしがる、その純情に対するファンタジー。 時には卑劣になり、時には徹底的に計算的になって初めて生きて 行ける今の大韓民国で '純情'はどんなに懐かしく、嬉しく、寄り添いたい懐かしさであることか。 しかしこのようなファンタジーが劇化されるのは、必ずしも非常に美しく見えるからだけではない。 純朴で純正なの は結局、今の浅薄な資本主義精神が横行する大韓民国では特に、それだけ利用しやすいということではないか。 何を一つとして延辺に対してしてあげることもなく生きていながら、その延辺とその娘に対するファンタジーのみを 懐かしがり、涙を流すこの二重性が大変耐え難い。 （マネートゥデー　キム・クァンミョン記者　２００６年５月２３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット