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[社会] 帰郷者定着のためにねぐらを用意−ウランホト

ウランホト市三合村・金銘万党支部書記

内モンゴル自治区ウランホト市烏蘭哈達鎮三合村は 1937年に建立、現在 700戸(そのうち朝鮮族農家 370戸)に 1454人(朝鮮族の人口 900人)が居住している。 現任、金銘万党支部書記兼村主任は朝鮮族の沿海都市進出と 出国で朝鮮族の人口が激減する趨勢としながら、今後の新しい農村建設の風に乗って、帰郷者たちの定着になご やかなねぐらを建設し、村を守るつもりだと明らかにした。

金書記の紹介によれば、三合村は農村建設で注目すべき成果を挙げた。まず朝鮮族の伝統的な産業で ある稲作の発展に大きな努力をした。 2003年、三合村は 10畝を種子実験田と決めて、佳木斯農業科学院、 東北農業大学からさまざまな種子を調達して実験した。

現地の栽培に相応しい富士光、空育 131、 98131 などの品種を全村に普及した。 2002年、三合村は米協会( 2005年に登録)を設立し、現在 200戸余りがこの協会に加入している。 三合村は土地が肥えて汚染のない自然 水で潅漑するメリットにより、 1万畝の田が国家 A級緑色食品基地に選定されており、盟興ブランドの緑色米ブレ ンドを登録、販売先開拓のために北京など南方の大都市博覧会に参加して盟興ブランドの白米を広報、去年 50 万kgの白米を加工して市場価格よりkg当たり 20銭高い価格で呼和浩特、北京、上海、天津 等に販売して 10万 元余りの収入を挙げ、今年 20万kgの販売契約を結んだ。 三合村は去年 20万元余りを投資して道路設備を新た に安定させ、品種、 生産、管理、加工、 販売を統一した。

三合村は去年 4つの農家で10ha以上耕作し、50の農家で 5ha以上耕作した。何年か前には羊の飼育など牧畜 業に携わる朝鮮族農家も 3戸あったが、韓国ブームにより今は牧畜業に携わる農家がない。

金支部書記の紹介によれば、この村の人口一人当りの収入は 5000元程で、そこに出稼ぎ収入まで合わせれば 10000元になり、近隣では豊かな町と呼ばれていると言う。 三合村は70年代末から煙瓦の家を作り始め、現在は全 てが煙瓦の家であり、1997年に村の舗装道路を建設、有線テレビジョン、電話を全て架設した。

三合村は村が建設されてから小学校が運営され、 80年代中期には 230人の学生数を記録した学校が去年廃校に なった。 主人を失ったうら寂しい姿を見せてくれている。 三合村には現在 50戸余りが子に勉強させようとウランホト 市へ進出し、出稼ぎ帰郷者たちが市内に家を買い、村の規模が萎縮しているが、故郷に残っている人々はそれでも 故郷の土地を守ろうと皆が努力している。

三合村は朝鮮族、モンゴル族、漢族、満族、回族など 5つの民族が集まって住む多民族村だが、民族団結が良く、 全国民族団結先進村の栄誉を受け、興安盟市の文明村になった。

金銘万党支部書記は村を導いて行く朝鮮族の若い幹部がいないために苦労しており、人口激減による故郷の村の 萎縮に胸を痛め、三合村がウランホト市の新しい農村建設モデル村に選定された有利な機会を利用して、 1500畝 の面積に食堂を作り、釣り場を新調して娯楽、休息、観光を一体化した民俗風情園(既に基礎的な規模を成している)を 綺麗に建設し、出稼ぎ帰郷者の定着に最適なねぐらを用意することで、村を守る計画を明らかにした。

(黒龍江新聞 イム・グクヒョン、ナム・ソク記者 2006年5月18日)
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