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［文化］　つつじの花、里山に情味ある歌の調子−和龍 和龍市チンダルレ文化観光節祝祭を開催 "真っ赤な太陽が昇り　千里の辺彊を照らすよ 長白山の麓にリンゴ梨が咲き 海蘭江畔には稲の花が咲くよ... 和龍人民闘志高く　辺彊を建設するよ..." かつて中国全土に響いた歌 《真っ赤な太陽が辺彊を照らす》の軽快な合唱とともに 5月9日、 和龍市チンダルレ文化観光節祝祭がつつじが満開の和龍市西城鎮チンダルレ（金達莱）基地で 和龍市党委と政府の主催により盛況裏に開かれた。 季節の女王ともいえる 5月、陽光はきらめき輝いて美しく、木の葉は青っぽく赤く満開の燃えるつつじ山 を舞台に祭りの開幕を知らせるドラの音、祝砲の音に続いて、盛りだくさんの文芸出演と朝鮮族民俗文化 公演が行われた。和龍が輩出した中国の著名な作曲家・金鳳浩が激情の日々に作曲して、現在、 和龍県歌に指定された 《真っ赤な太陽が辺彊を照らす》の合唱を、彼が直接指揮した。 チャンゴ踊りと ムルドゥンイ踊り、皿踊り、剣舞 など楽しい民俗踊りにつつじの花で飾られたお爺さん、お婆さんたちも興 に乗って踊り、和龍市文化街もおじさん、おばさん達の楽しい笛の調子に母親たちの振り付けも調子が出た。 牛車ひく牛も、手網を握ったお爺さんも、牛車に座ったお婆さん花嫁の顔も、いちめんつつじ色に染まり、 瞬間瞬間の美しさをカメラに収めるカメラマンたちの顔にもつつじの花が咲いた。 チンダルレ基地の尾根に並べられた民族料理も口当たりが良かった。鏡餅、ソンピョン、チュンピョン、ワラビ、 トラジなど民族特色が濃い食品に甘露なマッコリまで加わった民族食品文化の表現は祭りの雰囲気をいっそう 熱烈にさせた。 祭りは多様な形式にて進められたが、図們江風景観光撮影活動、延辺日報社・艾貴生副総編集の 現地でのつつじ写真作品展示を含め、延辺礼美民族衣装有限公司で出品したチンダルレ刺繍のついた カバン記念品もお目見えした。 祭りは 10日、和龍市崇善鎮での朝鮮族民俗礼儀範節発表会で幕を降ろすことになる。 文明を崇尚し礼節を重視し、開明で闊達な和龍人民は、今度の祭りでつつじを通じて和龍の悠久な歴史と 燦爛たる文化、独特の民族風俗を世の中に広く知らしめ、和龍の美しい山河を誇り、さらに多くの人々が 和龍を理解し、和龍の豊かな文化遺産と秀麗な山河を共に享受することができるようにするための文化祭りだ。 （延辺日報　カン・ジョンスク記者　２００６年５月１０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット