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[社会] 朝鮮族の食堂徘徊現象

私たちの食堂徘徊文化、反省すべき時に


▲ 都市へ行けば朝鮮族たちが集まって住む所には遊興業店が整然と並ぶ。 写真は瀋陽市西塔の一角。

カラオケマシンが付いた個室のお客さんは皆朝鮮族...数日前から予約必要

食堂の主人: 朝鮮族は韓国へ行き、しっかり儲け、お酒をよく学び歌もよく学んだんです。

先日、記者は吉林市内の規模が比較的大きな朝鮮族食堂を回って、朝鮮族の食堂徘徊現象を調べた。

午後2時、 四川路に位置した韓国料理店, 7つの KTVカラオケマシンが揃った客室では、既に清雅な韓国 の歌が流れ出ていた。 このようにして始まった歌声は真夜中まで続くと食堂主人は紹介、 夕食をするお客 さんたちが個室を既に予約した状態なので空の部屋は一つもなかった。 個室で食事をしようと思うのなら、 午前に前もって予約しなければならず、中には個室を数日前から予約するお客様もいると知らせてくれた。 カラオケマシンが用意された個室は、他の民族のお客が予約するのは非常に珍しく、完全に朝鮮族のお客 たちだと打ち明けた。続けて何軒かを回っても、カラオケマシンのある客室は全て朝鮮族のお客ですし詰め。 個室ごとに歌手にも劣らぬ歌声が情味豊かに流れ出る。 ある食堂の主人はこのように言う。 朝鮮族は韓国 へ行き、お金をしっかり儲け、お酒もよく学び、歌も高い水準になるまで学んで来たと。

朝鮮族のお客は家族の会食はなく、友達や同窓の集まりなどが主。

食堂の門が閉まり、退勤時間が過ぎても、ずっと遊ぶのが普通。

食堂を徘徊する朝鮮族のお客たちは多くても、領収書を要求する人々は基本的にいないという。 朝鮮族の お客たちは皆、自分のポケットをはたいて食堂を徘徊するが、他民族は必ず領収書を受け取る。

ある食堂の主人の言葉によれば、他民族は職場や団体で会食が多く、また領収書に対する消費者の権利 意識が高い。 週末や休日には、他民族は家族同士、大ホールで簡単に机を用意して家庭の雰囲気を盛り 上げ、和気藹々と食事する情景をいくらでも見つけることが出来る。 彼らはまた早々に食べ終わり、早々に 席を発つので、食堂の主人たちを喜ばせている。

個室を訪れるお客は大部分が朝鮮族であり、普通の食事時間が 4〜5時間ほどで、消費は約 2〜3百元ほど だ。大ホールで食事するお客は早々に食べ終わり早々に席を発つので、一日に何回もお客を応待することが 出来、実のところ個室より収入が良い。 朝鮮族食堂の主人たちの紹介によれば、個室は完全な朝鮮族客で、 大ホールは基本的に他民族のお客と集計されている。

朝鮮族は同僚、友達、同窓、似たもの同士が群れをなして食堂を徘徊する現象は多くても、家族が集まって食 事する現象は非常に珍しい。 朝鮮族は集まって来れば食堂が門を閉めるまで、退勤時間が既に過ぎて食堂の 職員たちが待っているにもかかわらず興に入り、食べたり飲んなだりして楽しむ。 長い酒のテーブルをおいて、 いつまでもいつまでも遊ぶのが朝鮮族のお客の特点であり、場所と時間さえ許せば、夜明けまでも遊ぶ。 現在 分布する食堂の構造を見れば、食堂の上の階はいずれも個人住宅になっており、個室のカラオケマシンの 使用時間が普通は夜 10時を越えることができないと提示されてはいるが、お酒に溺れ、興趣に酔った朝鮮 族のお客は時間を破っていつまでも歌を歌い、店員たちが何度も警告をしてはじめて不満そうに酒宴を終える。

笑顔で入って来て、飲み食いして帰る時は常に不格好

値切ってくれと文句... それに低級な行動も

朝鮮族のお客が食事をしに来る時は、皆、笑顔でやって来るが、おいしい食事に気持ち良く食べて飲んだ後は、 何を間違えたのか、酒のテーブルで悪口雑言が行き交い、甚だしくは食膳を壊してしまって弁償するお客が いるかと思えば、勘定の時には値切ろうと努力するお客もしばしばみかける。

食堂主人たちの紹介によれば、他の民族は食事の後の勘定で、一元も値切らずに紳士的にすらすらと支払って 行くが、朝鮮族は何十元かの代金ですら安くしろだの何だかんだと言い、自分の要求どおりにならなければ表情 が険悪になり、甚だしくは食堂を出て悪口を投げかける。 某食堂で開業時に食堂の品位を高めようとして、スプーンを全て高級なもので用意したところ、お客があまりにも 盗んで行くため、仕方なくブリキのスプーンを用意、曲がったブリキのスプーンによってお客の食事の雰囲気を壊 しかねないが、どうすることも出来ないと言う。 こんな状況について食堂の主人はこのように説明してくれた。 大ホールで食事するお客は、周囲の目が多いので、スプーンを盗むことが出来ない。個室は頻繁に出入りする ことが出来ないので、明らかに盗んでいると知りつつもどうすることも出来ない、と食堂の主人は困惑の表情を見せた。

帰国してから一年も経たないうちに、飲み代だけで1万元余り使ったという姜氏の話:

韓国へ行って熱心に働いて真面目にお金を貯めた。 何年間も会うことができなかった友達や同窓生たちに会っ たら嬉しい。 酒のテーブルに集まって親しい情を取り交わすのは当たり前の事、もうすぐ出国することになるの だから、友達との集まりが必要だ。 韓国へ行き、真面目に儲ければまたお金になる。 韓国で熱心に儲けても、 使うことも出来て初めて生き甲斐も感じるのではないか?

韓国で 7年、金儲けして来た李氏の話:

韓国でも集まりが多かった。 同窓生の集まり、 友達の集まり、親戚の集まり、誕生パーティー... 韓国の消費に 比べればここで使うお金は何らの負担にもならない。 使うために稼いだお金なのだから、楽しまなければならな いじゃないか。

他民族の印象のうちでは、朝鮮民族は歌をよく歌い、踊りもよく踊る (能歌善舞)民族だと称える。 我が民族固有 の優良な伝統は現在、腹一杯食べ飲んで贅沢な低俗的な観念として濫用されている。 昔から勤勉で、素朴でき れいな生活土台で生きて行く民族だと世の中に噂されていた私たちの優秀な生活習慣と方式は、正しい道に導 くことが望ましいのではなかろうか。

(吉林新聞 コ・ソルボン、ハン・ジョンイル記者 2006年5月5日)
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