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［社会］　延辺、専門技術人材の不足に苦しむ 延辺の専門技術人材、65.4％が公共機関に集中 延辺に戻る大学卒業生は僅か11％のみ 延辺朝鮮族自治州に専門技術の人材が相当に不足しているという統計が出て、延辺の経済に 障害が生じるとの憂慮の声が出ている。 統計によると延辺に１万名当たりの専門技術人材がやっと 350人、その中でも 65.4％の専門技術人材が 公共機関に集中しており、 34.6％だけが企業で働いており、吉林省の平均水準より低く、人材の総体的な 水準も低いといわれている。 現在、延辺には高次元の専門技術人材は僅か 8118人で、専門技術人材全体の中の 9.1％にしかならず、 国家的な貢献専門家、政府特殊補助金享受の専門家、省級中青年専門家、省級学術技術先頭人材は 僅か 129人にしかならない。 それだけでなく、研究生学歴の専門技術人材は諸般の人材の 0.36％にしかならない。公共機関の 65.4％の 専門技術人材のうち、50％以上は教育、文化、体育、衛生分野に集中しており、 34.6％の企業専門技術人材 のうち大多数の専門技術人材は第3次産業に集中しており、第2次産業は僅か 13.2％、第1次産業は 29.9％にしかならない。 特に注目するべきは、経済と密接な産業には専門技術人材が深刻なまでに不足しているという点で、ある分野 は専門技術人材がいないという。 これ以外に、人材構造比例分布も非常に合理的でなく、経済類、社会事業類、科学研究専門技術類の比例分 布はそれぞれ 29:40:1だ。 調べによれば、長年の間、延辺では人材流失が非常に厳しく、入って来る人材は非常に少ない。第10次 5ヶ年 計画期間だけ見ても、専門技術人材の総数のうち 8113名が減少し、毎年平均 2028人が減少しているものと 集計された。 同時に延辺で大学、短大を卒業した学生は 3万4502人であるが、卒業した後に延辺に帰って来た卒業生は 3767人にしかならず、僅か 11％を占めるのみとなっている。 （黒龍江新聞　ユン・ウンゴル記者　２００６年４月２８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット