［社会］ 《鮮族》 もうこんな言葉を使うのはやめよう
先日、買い物に行った時、私は 《鮮族調料》という文字が刻まれた、それも大きな字で書かれ、
まっすぐにかかっている広告看板を見て頭に来ながらも情けなかった。
私が知っているところによれば 《鮮族》と言う言葉は、過去日帝が中国を侵略した時、日本の人々が
我が民族を見下して呼んだ 《朝鮮族》を略した言葉が 《鮮族》であった。 日帝は当時、自分の民族は
《大和》 すなわち一等公民で、私たち朝鮮族は 2等国民、漢族は 3等国民という取り扱いをした。 日帝
が少数民族である我が民族を中国現地人の上席に等級を付けたわけだが、このようにした目的は中国人
をお互いに争わせ、中国侵略の目的を一日も早く成就しようとすることにあった。
こんな汚い目的を持った日本の人々の呼ぶ名称を、我が民族がそのままたまに使っているかと思えば、
また現地人が 《キミたちは何という民族なのか》と問われて 《私たちは鮮族》と答える非常識な朝鮮族も
いる。 20〜30代の我が朝鮮族はもちろん、政府系統の公務員たちまでこのように呼ぶのを見て来た私
は、彼らの言葉を改めさせもする。 私たちの美しい言葉、そして私たちの偉大なる 《朝鮮族》という三文
字を、誇りを持って熱く、何度も繰り返してみよう。
（吉林新聞 リ・ヨンヒョク記者 ２００６年４月２２日）
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