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[経済] 日本語が堪能な朝鮮族人材の人気急上昇

採用企業で人材の奪い合いに... 1人に対し9社が勧誘



吉林省人材市場市場部で提供した今年 1〜3月までの吉林省の人材供給と需要の状況を分析すると、 当面、日本語ができる朝鮮族の人材が極めて不足しており、彼らは日本の独資企業と中日合資企業、 日本進出の中国企業の奪い合いの対象になっている。

1人の日本語人材、9社で奪い合い

吉林省人材市場該当の関係者は 《およそ 2年ほど前から日本語の人材を求める企業が急増しており、 今もずっと増加傾向を見せている》として、交流現場の数字統計で見られるように 《9人の英語専門就職者が 1つの事業機会を奪い合いしているのに対し、 9つの企業で 1人の日本語専門就職者を奪い合いしている》と述べた。

先日あった上海日本企業専門招聘会は、日本語人材の不足をよりいっそう際立たせ、 16社の企業で 1人の 日本語人材を奪い合った。

日本語人材に対する需要の急増は上海、浙江、山東、青島など沿海地区に進出する日本企業がますます多く なっていることにその原因がある。

吉林省内の日本企業はもちろん、沿海地区の日本企業も吉林省に来て日本語人材を求めているが、それは、 吉林省に中国語、日本語、朝鮮語 3種の言語が堪能な朝鮮族がいるからだ。 大部分の募集企業は募集要求 事項に 《… 日本語を流暢に出来なければならない。 朝鮮族優遇》という条件を書いている。

沿海地区でも虎視眈々

それだけではなく、日本語が堪能な朝鮮族の大学生は、吉林省、沿海地区の政府機関でも奪い合いの対象 になっている。

吉林省人材市場該当の関係者は 《吉林省及び中国各地方(特に沿海地区)にますます多くの韓国企業、 日本企業が進出しているが、各政府で外資企業と交流を進行するためには翻訳関係者が必要だ。 日本語が堪能な漢族の大学生と違い、朝鮮族の大学生は中国語、日本語以外に韓国語まで含めた 3種 の言語を同時に扱うことができるため、政府の最初の選択になる》と語った。 日本語が堪能な朝鮮族 大学生は韓国企業、日本企業と同時に接触することができるため、業務範囲が広く、さらに多くの海外 企業を把握することができ、中国、韓国、日本などの国々の各企業でのお互いの需要と発展に大きく 役立つことができる。

日本語対話能力が優先

吉林省人材市場の分析統計から見ると、当面、日本語の人材を至急に必要とする業種は工業部門の会社、 国際貿易の会社、 情報技術の会社、 現代サービスの業者などだ。 日本語人材に対する要求は最低でも 《国際日本語能力試験 2級以上》の証書を持っていなければならず、一番重要なことは日本語運用能力を 備えていなければならないということ。 大部分の就職者たちは、証書は持っていても日本語対話能力が 十分でなく、これも一部の日本企業で適当な日本語人材を求めることができない原因だった。

該当の統計によると、現在、中国での日本語人材に対する募集比例は日本企業が 60%を占め、国家 機関(外交部、各政府、税関、貿易推進協会など)が 20%前後を占め、日本語教員とガイドなどが 10% 前後を占めている。

(吉林新聞 チェ・ファ記者 2006年4月20日)
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