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![]() [社会] ''白頭山航路''活性化、地域経済への貢献大'−韓国 江原道束草港とロシア・ザルビノ港を連結するいわゆる白頭山航路が地域経済活性化に一つの役割を しっかりと果たしている。 2000年 4月白頭山観光のために開通したこの航路は、これまで観光客たちの利用 はもちろん中国とロシアを行き交う小貿易商と中古車など物流輸送で自らの役割をして来たという評価を受け ている。 特に就航 6周年を迎え 1万3000トン級余りの ‘ニュー東春号’が新しく就航、 環日本海圏経済発展 の転機になるものと期待される。 白頭山航路は束草〜ザルビノ〜ウラジオストク(ロシア)〜琿春(中国)〜白頭山につながる世界唯一の海・ 陸連結路だ。 白頭山観光を希望する観光客はロシア・ザルビノで下船、バスに移動しなければならない。 束草港からザルビノまでは 316マイルで船で 17時間が必要となり、ザルビノから琿春までは陸路でおおよそ 1時間 30分かかる。 琿春から白頭山までは再びバスに 7時間位乗らなければならないという短くない距離だ が、初の就航後、旅客 30万名が利用した。 この航路の開設でどこよりも束草市の地域経済に直接的に役に立っている。 束草市は中国琿春市の小貿易商 を定期的に招待している。 去年の場合、合計 10回にわたって 220人余りの中国人小貿易商が束草港を通じて 入国し、総計 8億ウォンの経済的効果をおさめた。 特に彼ら小貿易商は出入国の際、束草地域で一晩泊まり、 雪岳山など地域内の観光地訪問を誘導して、潜在的な観光客確保に力を注いでいる。 これと共に白頭山航路を運航する東春フェリーの入港時、 100人余りのロシア人たちが入って来るので地域経済 に大きな助けになっている。 ロシア人たちは東春フェリーの運賃が往復 26万ウォン位しかかからないため、利用 がさらに増えるものと期待されている。 なおかつこの航路は中国延辺自治州を含む東北 3省とロシア沿海州に住んでいる 500万の同胞たちに韓民族と いう同質性を構築したという評価を受けている。 ここに極東ロシアと中国の東北地域を連結して北朝鮮と直接・間 接的な人的・物的交流を導き出すことで、南北間の和解・協力を促進させる役目も遂行して来た。 これまで、白頭山航路は旅客輸送はもちろん貨物コンテナ 2万6000TEU、中古自動車 4000台を輸送した。 また シベリア横断鉄道(TSR) の運送契約締結で、ロシア・ハバロフスク、中央アジア、モスクワ、ヨーロッパなどからの 物流量が早い速度で増加している。 この航路が活性化することで、ロシアと中国人の利用が目立つほどに急増している。 ここ一年の間に白頭山航路 を利用して韓国に入国した外国人は中国人、ロシア人など総計 2万762人にのぼる。 束草市は今後の束草港近隣に 2万5000平米 規模のロシア文化村を造成する計画だ。 ここには生活工芸の町、 文化芸術の街、伝統食べ物の街が入る予定だ。 束草市は今すぐ来年から 2010年まで 183億ウォンをかけて 段階的に事業を推進して行く事にした。 一方江原道環日本海支所は、これまで中国吉林省及び沿海州地方政府 とザルビノ〜ウラジオストク延長運航、 到着ビザ発給などに合意して、ロシア旅行情報の提供、宿泊料金の割引、 港湾敷地使用料の減免など航路活性化対策を推進した。 (世界日報 パク・ヨンチク記者 2006年4月7日)
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