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![]() [経済] 遼寧、沿海開発で北東アジア経済の足場を構築 ▲ 丹東大東港の現況及び発展計画鳥瞰図 '11.5'期間、中国政府は環黄海、渤海経済区の発展を急ぐことになる。遼寧省で制定した '五点一線'の 対外開放新戦略は、重点的に沿海経済地帯を浮上させ、大連長興島工業区、営口沿海産業基地、遼西 錦州海湾経済区、丹東産業区と大連庄河花園工業区などの '5点'と沿浜海路経済帯 '1線'の発展を急ぐ。 '5点1線'の構築は遼寧省沿海経済帯の形成と成長、現代化港市の建設、海洋資源の開発、港のメリットと 交通メリットを充分に発揮することに大きな意義がある。 新しい構図によって開放的な沿海地域と内陸地方 を連結して相互補完するようにすることで、双方に発展の展望をもたらすことになる。 今後数年間、遼寧省は 大連を筆頭に、営口、丹東を含む遼東半島区域、瀋陽を中心とする中部都市群、遼西地域の '3大区域'の開放、 改革をさらに急ぐ計画だ。 長興島開発で陸地産業の発展を鼓舞 '10.5'期間、党中央と国務院、遼寧省省委、省政府は '大連を北東アジア地域の重要な国際物流センター'として 建設するという決断を出した。 しかし現在、大連北東アジア国際物流センターの核心港になるべき '1島3湾'の 建設進捗ははかばかしくない。 その中心的位置を占める長興島港区の建設がそうだ。 去年 6月、遼寧省省委、 省政府は、長興島港区の建設を推進することに関する決断を出し、全力をつくして長興島港区の建設を推進している。 港区の経済専門家たちは長興島が全面的に開発されれば、大連港と北東アジア内陸地域の距離を縮め、大連 港が環渤海地域の多くの港の競争の中で有利な位置に立つことができるようになり、港の経済発展による陸地産業 の発展も刺激することになると認めた。 この戦略によって新たに打ち出した長興島工業団地の建設も去年 11月に始まった。 営口港を対瀋陽経済圏輸出基地に 今年の始め、営口海浜地域の 100里塩田地域で、沿海産業団地の開発セレモニーを行った。 営口港は '対瀋陽経 済圏'の重要な輸出基地になる。 営口港を拡張して瀋陽経済区が世界経済とつながり、世界経済の分業と合作に 参加する上で、さらに大きな役目が果たせるようにする。 現在の発展趨勢で見ると、営口は今後 5〜10年間に遼寧 省ひいては北方地域で 1500万トンの正常品鋼鉄を生産する鋼鉄基地、 500万トンの石油化学と大型現代化装備を 製造する製造業基地として成長する見込みだ。 その外、錦州を中心にした遼西地域の開発も急がれている。錦州市は遼寧省委省政府の指示によって '1港、 1区、 1帯、 1面'の具体的計画を制定、今後 5年以内に資源統合を急ぎ、錦州港、開発区、凌海市所属の沿海開 発区の外資誘致を大幅に伸ばす事にした。 丹東を東部地域の輸出通路に 丹東市も '5点 1線'構築の好機を逃さず、 '1港、2帯、3区、多店'発展計画を制定した。'1港'というのは東港港の規模 を拡大して東北3省東部地域の新しい輸出通路として位置づけするもので、 '2帯'というのは、 120kmに達する海岸線 を本地域さらには吉林、黒龍江省を連結する主要交通道路として利用するようにするもので、 '3区'というのは、 加工貿易区、倉庫保税区、サービス機能区の建設を急ぐもの、 '多点'というのは、鳳城に 100里経済回廊、寛甸に 農産品産業基地、 10ヶ所の中心鎮に特色産業の新しい経済成長点を構築するというものだ。 '5点1線'を北東アジア地域の足場に '5点 1線'の構築は遼寧省の経済発展だけではなく吉林省、黒龍江省と内モンゴル東部地域の経済まで導いて行くと いう戦略であり、最終的には北東アジア地域にまでその影響力を拡大して行くという戦略だ。今後 5年間、 '5点 1線' 地域内に進出した企業は、省内合作はもちろん、吉林省、黒龍江省と資源開発、 資産連合、 製品合作開発、サービス 業など色々な面で合作を強化することになり、地域封鎖と市場分割構図を打破し、資源連携を急ぎ、東北3省の経済一 体化を推進する。 これとともに地理的メリットを充分に活用して、北東アジア地域でその影響力を拡大して行く。遼寧省は韓国、北朝鮮、 日本、ロシアなど北東アジア地域の産業拠点と経済合作することで中間拠点になる。 韓国と日本が大陸と連結する 重要な港を持っており、ロシアと北朝鮮が日本、韓国と連結できる重要な位置にある。 遼寧省は多くの国の中間に あり、資源相互補完、媒介の役目を十分に果たすことが出来、例えば石油資源が豊かなロシアとモンゴルの石油 資源、石油資源はないが加工技術が発達した韓国、日本の技術を組み合わせて北東アジア地域の多くの国が共同 利益を取得するような媒介の役目ができる。 (黒龍江新聞 2006年4月7日)
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