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［社会］　中国内初の朝鮮民俗博物館、ハルピンに落成予定 中国内初の朝鮮民俗博物館が 7月初、開館予定であるハルピン朝鮮族文化センターに落成し、 早ければ今年、ハルピン韓国週間の期間、展示内容の一つに選定される予定だ。 23日、朝鮮民俗博物館 開設に関する研究シンポジウムがハルピン市朝鮮族事業促進会、ハルピン市老人協会、ハルピン市朝鮮族 芸術館の多くの朝鮮族有志が参加した中、ハルピン市朝鮮族芸術館で開かれた。 会議は徐鶴東ハルピン市朝鮮族芸術館館長が主催した。 会議で各朝鮮族有志たちは、朝鮮族の大量流失で 農村が疲弊することにより、先祖から受け継いで来た生産、生活、文化の方面から民俗の特色がますます消え、 民族文化が消失する危機に直面していると憂慮を示した。 中国内初のハルピン朝鮮民俗博物館を建設して、黒龍江省の朝鮮族の移住の歴史、生産・生活の風貌を反映し 、朝鮮民俗遺物の歴史価値、社会価値と教育価値を高めることで民族の文化価値を固守、発揚しなければならな いと異口同声に指摘した。徐鶴東館長は、ハルピン朝鮮族文化センターにハルピン朝鮮民俗博物館の開設事業 をこの間から始めたが、今年 '両会'期間、省政協委員で大会に反映したところ、上級の積極的な支持と共感を受け たとして、中国に朝鮮族民俗博物館が一つもない時点で、今度のハルピン朝鮮民俗博物館の開設で私たちの民俗 文化を発掘、集中し、諸般の価値を高め、そうすることで民族の精神と魂を鼓吹する記念意義を持つことが出来ると 見通した。 敷地 450平米に投資総額が650万〜1000万元の予定であるハルピン朝鮮民俗博物館は、実物展示を主として黒 龍江朝鮮族の移住史、開拓史、貢献史を反映しつつ、北大荒に込め られた朝鮮族の偉大な精神を文化遺物の形式で高く謳歌し、中国朝鮮族の民俗文化の特色を突出させるものと 見込まれる。 研究シンポジウムではまた、ハルピン朝鮮民俗博物館組織委員会を結成し、ハルピン市朝鮮族事業促進会・金龍 雲会長(元・ハルピン市民族宗教事務局副局長)を主任に選任した。 金龍雲会長は、新たに結成された組織委員 会を代表して省全体の朝鮮族に民族文化を継承、発揚する今度の博物館開設に、布団、厨房道具、食器、洗 濯工具、耕作道具、収獲道具、運送道具、伝統文化風俗、系図など朝鮮民俗の関連資料と物品を積極的に寄贈 し、多くの協力を希望した。 （黒龍江新聞　キム・ホ記者　２００６年３月２５日） Copyright(C) 朝鮮族ネット