［文化］ 延吉市に朝鮮語学習ブームの兆し
延吉市の漢族とその他の少数民族公務員たちの間で、朝鮮語学習ブームが起こる兆しが見えている。
漢族の公務員たちは延辺を訪ねて来る朝鮮人、韓国人や州内の朝鮮族たちとよく接触するようになり、
朝鮮語を学ばなければならない必要性をつくづくと感じている。 延吉市民族宗教局も朝鮮族文化を継承、
発展させようとするには、漢族の公務員たちの同調が必ず必要であることを認め、市党委と市政府に
“朝鮮語学習” 活動を活発に展開することを建議した。 党委と政府の主要責任者たちは、彼らの建議を積極
的に受け入れ、朝鮮語学習活動は文化発展、事業能率向上、調和のある社会構築などの事業に対しても大き
な意味があるとして、漢族及びその他少数民族の公務員たちが思いきり朝鮮語を学ぶことができる学習雰囲気
を提供することを示した。
延吉市民族宗教局・李吉洙局長によれば、延吉市では 4月 3日から第 1期学習組を開講し、毎週半日の事業時
間を使って漢族公務員たちに朝鮮語を教えることとなり、メディアにも “私と一緒に朝鮮語を学びましょう”という
コーナーを設置して、彼らの学習の助けになるようにすると言う。 また朝鮮文学習座談会、 朝鮮語雄弁大会、
朝鮮語知識競演など盛りだくさんの形式で朝鮮語学習活動を活発に展開するという。
（延辺日報 チョン・ヨンチョル、チェ・ミラン記者 ２００６年３月２２日）
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