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[社会] 韓国訪問就業説に軽挙妄動するべからず

韓国訪問就業説が、まだ朝鮮族社会で ‘眠らず'にいて、ずっと第一の話題になってい る。

瀋陽駐在韓国領事館で、まだ確定した事実ではないと発表したにも関わらず、多くの 人々が訪問就 業説に希望をかけたままその夢から醒めることもなく、憂慮する声も多い。 現在、 某メディアに は一日に訪問就業説と係わった問い合わせの電話が 10本余りずつかかって来る。

省内の一部の朝鮮族郷村を相手に電話をして見た結果、少なからぬ人々が就業訪問に す べての希望をかけて待機中であることが判った。樺川県星火朝鮮族郷 の情況を見れば、韓国行を志向する 510人余りのうち 150人余りは旅券まで準備し、 韓国出国経路を捜しているところであり、残り 350人余りはお金をあまりかけずに 安全な韓国訪問就業制の実施を待っている実情だ。 羅北県東明朝鮮族郷には 30人余り、湯原県湯旺朝鮮族郷では 370人余りが訪 問就業制の実施を待っているものと集計された。

ハルピン海外観光総公司・権ヨンヒョン総経理によれば、 7月から無縁故による韓国への出国が可能 になるという情報が伝わり、この会社を通じてのビザ申請件数が減る兆しを見せているとして、 現在、 1年期限の韓国再入国許可書を持って帰国した人々も、一部は 7月 1日を待ってから 行こうと、出国予定を延ばしている状況だと明らかにした。

佳木斯市対外友好交流センターのチャン・スサン経理によれば、韓国政府の自発的帰国政策の実施 により、半年期限あるいは 1年期限の韓国再入国許可書を持つ帰国者たちが続々と再 出国し、2月はこのセンターを通じての再出国者が 300人余りに達した。 しかし韓 国政府で訪問就業制を取り入れるという情報が伝わると、ここ何日間かで再出国手続きを 申し込もうとこのセンターを尋ねる人が 30%ほど減り、ビザの代理申請をしたと してもこの情報に接した後、書類を回収しに来る現象もあると語った。

牡丹江市でビザを代理申請してくれるある会社の関係者の言葉によれば、牡丹江市 にはビザの代理申請をしてくれる所が 40ヶ所余りもあり、多くの人々が確かな政策が 出た後に動くという考えで訪問就業政策が一日も早く確定されることを '期待'している。

韓国訪問就業制が実施されれば、多くの人々が韓国行きに出るものと思われ、一部の郷 村幹部たちは、今年、中央の新しい農村建設政策の実施とともに故郷を住みやすい農 村にするために主力となって活躍する人々が数多く抜けることで、新しい農村の建設に支障をきたす のではないかと憂慮している。

また韓国訪問就業制が実施されるという情報が伝わると、一部の地域で訪問就業にかこつ けた詐欺が起こるようになって来ている。延辺自治州政府は、訪問就業にかこつけた詐欺の取り締 まりに出ており、駐瀋陽韓国総領事館でもこれによる詐欺行為に憂慮の声を高めた。

韓国行を選択するにおいて、軽挙妄動を慎むことが望ましい。 なおさら韓国訪問就 業制の実施にすべての希望をかけて ‘柿の木の下に横になって、柿が落ちて来ること' を待つのは、さらに避けるべきことだ。

(黒龍江新聞 ナム・ソク、リ・スボン記者 2006年3月13日)
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