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![]() [社会] 月星村はなぜ耕作農家が増えるのか 村の指導部が出て安い譲渡費で村民に土地を譲渡するように説得誘導 出国ブーム、都市進出で耕作農家がますます少なくなるのが朝鮮族農村の実情だ。ひどい場合には、一部の村には 耕作する朝鮮族農家が一戸もない。 一方、尚志市一面坡鎮月星村には去年も今年も農業をしようとする朝鮮族農家 がどんどん増えており、そのうちには元々村に残っていた人々もいるが、韓国で出稼ぎをしたり都市に住んだことのある 人々も少なくない。 それでは月星村にはどうして農業をしようと思う朝鮮族農家が多いのか? 月星村は水田 80ha、乾田 40haがあり、現 在居住している農家が 50戸余り、耕作する農家が 30戸だ。 2、 3年前まででも村には耕作する農家が 20戸にもなら なかった。 自然条件もその他の朝鮮族村と特に違うことはない。 水が良くて高速道路と近いなどの条件は他の所でも よく見られる。 ところが去年から農業をしようとする人々が増えはじめ、その大部分は韓国へ行って来た人々や都市に 住んだことのある人々だ。 もちろん農業税免除、 '二つの補助' など新たに出した政策が、農民たちの農業への積極性 を催し、都市に出て別にすべきこともなく退屈に過ごすより農業をしなければならないという観念が新たに現われもした が、月星村にはそれよりもっと重要な原因がある。 月星村はまだ漢族農家が一戸もない所だ。(朝鮮族と結婚した漢族家が一戸ある) 村の指導部は早くから個人的に朝 鮮族農家が漢族農家と協議をして土地を譲渡することも絶対的に阻んだが、村の指導部はこんな情況が知れると、そ れをまた回収して朝鮮族農家に請負さわせた。こんな伝統によって村の '純潔'を守り通すことができたのだ。 今年 2 月中旬、村の指導部は尚志市へ行って村民たちを集め、請負費関連の会議を開いた。 去年の春、村で統一規定した 請負費は畝当り米 100斤だったが、秋になって畝当り 170元に上げた。今年は周辺の村で漢族の農家が譲渡する土 地を引き受けるのが大変であり、既に請負費が最高で畝当り 400元にまで吊り上った状況だ。 こんな実情に照らし、 今年も村では請負費を統一して村の朝鮮族農家に請負わせるように誘導した。 こんな情況を知った一部の人々は、 請負費を畝当り 300元に上げようと強力に主張したりした。 村の指導部は ‘私たちの土地を守るには、村の農家が耕作するようにすることが一番良い方法だ。そのためには、請 負費をそんなに高い水準にあげることができない’とし、村民たちを説得した。 都市に住んでいる人々も、今は子ども の勉強のために都市に移住したが、今後子どもが学校を終えた時、あるいは老後に帰郷しようと思う場合、それでも我 が民族どうし水入らずで集まって住む町内に帰ることができるためには、一時的な犠牲ができる意見を集めるようにな り、結局、請負費を畝当り 200元に上げるということで合意した。すると、月星村は村の '純潔'性を守り通したため、都 市に進出した村民たちが低い譲渡費に同意することができた。また、そんな規定があるために、農業をしようとする農 家が増えたのではないか思われる。 / チェボックスック記者ガングヒョサム特約記者 (黒龍江新聞 チェ・ボクスク、カン・ヒョサム記者 2006年3月11日)
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