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![]() [社会] 帰郷客 '春を求めて' 悠々と去る 再入国者増加、ソウルで朝鮮族相手の貸家ブーム 月間家賃、普通の 20%〜30%上昇、韓国の家主ほくほく顔 旧正月が過ぎた後、韓国への再出国者が大幅に増え、故郷を尋ねて来た帰郷客たちが '春 を求めて' 続々と出発する様相が繰り返されている。 ハルピン海外観光総公司・権ヨンヒョン総経理 によれば、旧正月が過ぎた後、 2月に入って、韓国ビザの申し込み件数が一日に 20件余りに達し、 去る 1月の件数より約 30%増えた。 旧正月後、去る 2月の一ヶ月間にこの会社で受け付けた韓国ビザ申請者が 600人余りに 達した。 現在、ビザ発給率が 85%に達することを勘案すれば、去る 2月一ヶ月間にこの 会社を通じてビザの発給を受けて出国した人だけでも 510人にのぼる。 ビザ申請者を地 域別に分類する場合、ハルピン地域居住者が 60%の絶対多数を占め、牡丹江 地域居住者が 15%を占める。 申請したビザの種類を分類すると、親戚訪問が 50%、留学 10%、 商用(商務視察) 10%、 満 60歳以上無縁故 10%、国際結婚などその他が 20%を占める。権氏によれば省全体的に 6ヶ月後の再入国許可書を持って帰郷した 人は約 4000人余りに達し、 1年後の再入国許可書を持って帰郷した人は約 6000人 余りに達すると言う。 そのうち 6ヶ月後の再入国許可書を持って帰郷した 4000人 余りはほとんど再出国した模様で、時間的に推算すると 1年後の再入国許可書を持って 帰郷した 6000人余りは 5月 1日以後に大挙して再出国するものと予想される。 つまり来る 5月から再出国ブームが起こるという話だ。 韓国での滞留時間が長い一部の帰郷客は、再 入国許可書を持って来ても、荒仕事に疲れて自動的に諦めるという。 こんな部類が約 1%ほどになるものと推定される。 旧正月の後、朝鮮族の再出国者が大幅 に増え、韓国行きの航空便が '非常'状態となり、各航空会社は嬉しい悲鳴を上げ ている。 ハルピン−仁川行きアシアナ航空の場合、搭乗率が 80%〜90%に達し、南方航空の 場合、搭乗率が 70%に達する。 牡丹江− 仁川行大韓航空の場合、搭乗率が 100%に達して、週1回の運航から週 2回の運航に増便しただけでなく、座席の多い飛行機に入 れ替えたりした。 長春、延吉も状況は似ているものといわれる。長春−仁川行航 空便も非常状態で、 3月 4日から南方航空が週1回増便することで長春−仁川行国際線 が週 8回から週 9回i増えた。延吉はさらに深刻で、 3月末まで座席予約が完 了した状態だ。 朝鮮族の再入国者が大幅に増え、韓国国内も非常事態となった。現在韓 国滞在中の朴氏が調査したところによれば、朝鮮族を相手にする貸家の値段が、正月後 、おおよそ 20%〜30% 上がり、 30%以上上がった場合もある。 それでも家を求める朝鮮 族が大幅に増え、家を探すのが大変で、韓国の家主はほくほく顔で部屋を 貸すという。 外国人住民登録証の申請者も大幅に増え、早朝に出て並ぶ人もいると言う。 朴氏は楊坪区役所出入国事務所へ出て見たら、外国人住民登録証を申し込 もうと出て来た朝鮮族がおよそ 1000人余りになっていたと現地の状況を伝えて来た。 また朝鮮族が大量入国して働き口を探すのが難しくなり、不法滞留者に 対する取り締まりは続いていると言う。 韓国行はいつ終るのか、誰も判らず、 '春を求めて' 故郷を発つ人も故郷に残って現代版 '離散家族'の痛みを味わう人も、悲しいのは同じだ。 (黒龍江新聞 リ・スボン、ナム・ソク記者 2006年3月9日)
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