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[社会] 一つのことに打ち込んで来た朝鮮族の女弁護士

山東興田弁護士事務所・金玉主任



“もう一度人生を描いて見る機会があるなら、より手まめな生活を選びたい。" 今年 2月、山東興田弁護士 事務所主任に抜擢された金玉(朝鮮族、37歳) 弁護士の言葉だ。

漢族が主導的地位を占める弁護士業界で、金玉さんは粘り強い意志力と手まめな事業姿勢により競争者たちから 羨望の視線を受けた。 1997年、故郷ハルピンの弁護士業務をやめて、新しいビジョンを求めて青島に足を踏み入れ ながら求めた初の仕事場、興田弁護士事務所で彼女は延々 9年間、一つのことに打ち込んで来た。

“途中で新しい職場に変えて見たい気もあったし業務水準が向上するにつれていろいろな誘惑も多かったです。" しか し結局、1ヶ所に身を安着させた金玉弁護士は、目前の利益に目がくらめば必ず金銭の奴隷になってしまうと語った。

1999年 10月、業務基盤が徐々にしっかりして来た時点で、金玉弁護士は金儲けより実務能力の向上に神経を注いだ。 韓国国際総合法律諮問機構で中国協力弁護士として勤めながら、金弁護士は韓国法について理解し、これを基盤に 中国に進出する韓国企業の法的業務を正しく解決してあげることができた。

“家庭と仕事のどちらがより重要だと思うのか?" という問いに、金玉弁護士の返事は断固としていた。 “今している 仕事が家庭に不和を生んだら、私はきっぱりと事業を放棄するつもりです。" そして彼女は机の上に置かれている 家族写真を見守る。

困難を伝え受け継ぐことから達成感を感じるという金玉弁護士は、 “自分の才能をさらによく発揮することができる 機会があれば、これまで地盤を堅めて来た青島の市場も諦めるに値する自信がある"と仄めかした。 ハルピンから 青島へ出る時も、彼女はまったく同じ考えを持った。 このような開拓精神があったから金玉弁護士の人生はいつも多彩だ。

1992年、中国政法大学の国際経済・法学学位を獲得した後、金玉弁護士は第4回世界女性大会、韓国弁護士協会 国際業務交流フォーラム、ハワイで開かれた IKLA フォーラムに参加して論文を発表した華麗な国際交流経歴もあり、 韓国・盧武鉉大統領の就任式に唯一の中国法曹界代表として参加した経歴もある。 去年の年末には青島市市 南区 10大弁護士の栄誉を受けた。

現在、彼女は山東省内はもちろん、韓国、日本、台湾、EU、アメリカなどの国家と地域の団体及び企業の法律顧問 として活躍しており、今年からは上海、合肥等に事務所を設立して、中国一流の国際化総合法律事務所を作るとい う充実した夢を育てて行っている。

(黒龍江新聞 リ・ファ記者 2006年3月7日)
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