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![]() [文化] 吉林地区、朝鮮族大衆の文化活動の中心地に 吉林市朝鮮族群衆芸術館を訪ねて ▲ 李春植館長 ▲ 小正月、盛り上がるユッノリ 1953年に設立された吉林市朝鮮族群衆芸術館は、延々半世紀の間、吉林地域の 17万名の朝鮮族の文化生活 を豊かにするため、惜しみない努力を傾けて来た。 文化体制の改革深化、公益性文化機構としての制度刷新・強化 吉林市朝鮮族群衆芸術館では、公益性文化の多様化、多層化、個性化の需要と要求に照らし、常に管理体制改革 を深化して管理機構制度を刷新し、社会の需要、群衆の要求に基づいて 5つの新型の内部機構を設立、実務の専門 性を具現した。 文芸部は文芸指導部であると同時に吉林市アリラン芸術団として、吉林市朝鮮族文化活動指導陣の 養成指導の責任を負い、朝鮮族の大型大衆文化活動を組職、企画し、文芸公演をして文芸を農村に普及するなど奉 仕性事業を展開した。 また 雑誌《トラジ》(道拉吉)は芸術館で創刊発行する文学雑誌であり、朝鮮族文学作品の創作及び特色文化の陣地として発展 させることを主旨にしている。 実務能力が相対的に低く、職能が明らかではない部署を廃止し、合併して実務能力と社会潜在力がある部署を強化し、 各部署の実務能力を発掘して事業効率を向上させ、実務事業の規範化発展を推進した. 文化施設建設の増加、共益性文化奉仕使節の建設を強化 群衆文化事業が発展するには、必ず一定の物的基礎が備わっていなければならない。ここで大衆性文化活動に適当な 文化基礎の建設は重要な物的基礎だ。 2001年から芸術館では、施設改造に専門的に着手、 文化活動センターを拡張し、 大型集団舞踊を練習する時、いつも場所がなくて借りている実情にかんがみ、該当部署に活動場所の解決を提起し、 吉林市政府では朝鮮族大衆の文化活動の便利を図り、芸術館庁舎前の芝生を 863平米の文化広場に改造するように 批准した。 芝生を文化広場に改造したことは、吉林市史上初めてだ。 芸術館ではいつも公益性を念頭に置いた。 彼らは毎年 2万 元余りの収入を挙げ、既に古くなった英語教室を廃止して、無償で朝鮮族群衆の活動場所にした。 大衆の基本的な文化権利と利益を保障し、日に日に増える広範な大衆の文化的要求を満足させるため、芸術館では 民族特色が濃い文化活動を組職、展開した。 毎年、に吉林市朝鮮族著名人旧正月の集まりと、吉林市朝鮮族各界人 旧正月大型文芸公演を開き、吉林市委、市政府、市政協,、林市文化局、朝鮮族小中学校、幼稚園など各企業団体の 指導者たちと吉林市の朝鮮族の出会いの場を用意して、和気藹々と意味深い名節ょ送れるようにした。また吉林市の 朝鮮族が幸せに生きて行く新しい姿を見せてくれたりした。 毎年、朝鮮族の伝統節日の小正月には、民族服装を派手 に着飾った朝鮮族が芸術館アリラン会館に集まって来て 50余りのチームに 700人余りが参加する我が民族の伝統遊戯 であるユッノリを楽しむ。 朝鮮族民俗文化祭のブランド創出 端午には我が民族の女性たちスカートの裾を飛ばしてぶらんこに乗る。 既に 4回にわたって開かれた吉林市朝鮮族民俗 文化祭―端午祭は、去年二日間吉林市世紀広場で華麗に開かれた。 民族の伝統が子々孫々受け継がれるようにし、 調和した社会の構築を主旨として開かれた今度の民俗文化祭は、 1000人余りが参加した開幕式、大型広場集団舞踊 の出演、8つのチームに 1000人余りが参加した合唱コンテスト、チャンゴ踊り、剣舞、三人舞、独唱、サムルノリ、のど自 慢など多彩に構成された。 韓国の商品展示には韓国の日用品、化粧品、食品を展示、民俗文化祭をきっかけに両国の 多くの領域でお互いに交流する舞台を作った。既に吉林市と 3つの韓国企業の合作が成立した状況だ。 民俗食品展示は吉林市のブランド・華丹ビールを中心に、飲食店, 民族食品を集中的に展示し、吉林市を紹介して投資貿 易商談活動、民俗食品物展示を通じて文化祭の内容を豊かにした。 民俗文化祭は民族の伝統文化を宣伝すると同時に、 経済的メリットをPRし、単純な文化的郷愁の局限性を開き、最大限に文化生産力を発展させた上、公益性の文化製品の 生産と奉仕能力を高めた。 《抗日戦争勝利 60周年記念大合唱》コンクールには吉林市朝鮮族実験小学校、北華大学、老年協会など 8つの団体の 1000人余りが参加した。 吉林市第2回のど自慢は、舒蘭、盤石、蛟河、永吉、吉林市内から集まって来た 25人のアマチ ュア歌手たちが参加、熾烈な競争の末に最後は 《吉林市朝鮮族 10代歌手》に決まった。 4万名余りの観覧者で 2日間 持続した民俗文化祭活動は、江城日報、吉林市テレビジョン放送局、ラジオ放送局、吉林新聞、黒龍江新聞、延辺日報 など省内外の多くのメディアはもちろん、新華通信、中国新聞など国家級メディアによって広く紹介された。 文芸指導及び活動の中心に 公益性文化活動の重要なシンボルは、指導事業だ。 吉林地域は 151の自然村と 10の朝鮮族中学校、 36の朝鮮族 小学校、 市内の 7つの朝鮮族老人協会で構成された。 文芸指導活動中心としての真の役目を発揮するため、芸術館では経験豊かなスタッフたちを組織して、舞踊、声楽、 美術、書道などの講習班を 20回余りも開き、新たに設立された 《朝鮮族チンダルレ舞踊養成学院》、《朝鮮族声楽 指導養成班》 などの活動センターは朝鮮族の大衆文化の職能を充分に発揮した。 文化芸術交流の伝播センターに 自分の強みとインターネットを利用して、積極的に対外文化交流と合作を展開し、韓国 《大田国楽サラン芸術会》、 《韓国伝統民俗保存会》と姉妹提携を結び、これらを吉林市に要請して参観、交流と公演を開いた。 2005年 3月、韓国京畿道企業家協会を招待して吉林市を見学、投資貿易商談活動を展開し、5月には 《大田国楽サラン 芸術会》 舞踊教師を招待して舞踊講習班を設け、吉林省少数民族競技大会の開幕式で公演したりした。 無錫市政府の要請で 60人のチャンゴ踊り隊を組織し、祝祭に参加、10月 17日から 11月 2日まではまた韓国 《大田国楽 サラン芸術会》の招請で、韓国で文化交流活動を行った。 千名を収容することができる大田ヨンジョン国楽劇場は廊下まで埋まるほど観衆でギッシリ、アリラン芸術団の公演が幕を 閉じても、観衆はずっと熱い拍手喝采を送り、席を立つことができなかったと言う。 大田公演の成功に続き、木浦市、務安氏、井邑市、忠清北道燕岐郡、京畿道安山市など文化部門で頻繁に公演を招請、 合計 6回の公演により、アリラン芸術団は韓国に対する中国人民の情を伝達すると同時に、吉林省と吉林市を対外的に 大幅に広報する上で、地道な交流を続けて来た。吉林市朝鮮族群衆芸術館の韓国との文化交流活動は、大田市 MBC テレビジョン放送局、木浦市テレビジョン放送局、中道日報、務安日報、全北日報、世界警察新聞、 大田KBSラジオ放送 局など 20余りのメディアに次々と報道された。 芸術団は韓国滞留期間中、大田市常務副市長、務安市市長、大田市国際通商課課長、中道日報社常務副社長などの 接見を受けた。 芸術館の努力で、朴ユングを理事長とする 《韓国韓民族言語文化振興会》は、去年に吉林市朝鮮族小中学校、吉林市 朝鮮族幼稚園、舒蘭など 7つの朝鮮族協会、村に 25万元に達する風物楽器 30セットを寄贈して、チャンゴ 60セットを 無償で寄贈することで、吉林市大衆文化活動を豊かにすることに寄与した。 寄贈式には吉林市副市長・李如生、 文化局・張国利局長が参加して意味深い出会いの場になった。 民族団結、社会安定の教育センターに 文化公益事業は大衆の認定を受けて初めて生存し、発展することができる。 そこで芸術館では、農村人の文化需要 に基づいて農村観衆の嗜好に合う種目を準備し、毎年3ヶ月の間、舒蘭、盤石、蛟河などの地域にて、農村文化伝播活 動を展開した。 毎年平均 15回の公演を行ない、去る 7月にあった舒蘭市朝鮮族老人協会競技大会の閉幕式では、アリラン芸術団の 俳優たちが傘を差して公演、興じた観衆たちが傘を差したまま雨の中で興に乗って踊りまくった。 精神的な糧を本当に 群衆の中にもたらしてくれる活動は、大衆の文化生活を豊かにし、活性化させ、大衆文化の拠り所を堅固にした。 農村文化室の典型を樹立 村、村文化の建設は芸術館で長期間取り組んできた重要な事業だ。 2002年、盤石市吉昌鎮焼鍋朝鮮族村と豊満区金 豊村に村、村文化の典型を樹立した土台の上に、彼らは日々文化実戦型を養成樹立した。端午節に実務者を派遣して 焼鍋村に 8000元余りに達するサムルノリ打楽器を寄贈し、民俗文化祭をきっかけに金風村に 1600元に達する楽器を 寄贈、村民たちのために一週間、養成指導班を設けた。 焼鍋村と金豊村などは、朝鮮族村の経済文化村の建設と発展のための多くの努力を傾けた。 純文学誌 《トラジ》、新しい姿で 1977年、芸術館で創刊された雑誌《トラジ》は、およそ 30年、終始一貫して作品の芸術性追求を第一とし、質の高い 作品で充実して編成されて来た。 1997年、小説専門雑誌へと脱皮した 《トラジ》は、小説家たちの創作の熱意と探求の精神を鼓舞しながら、小説の個 性化と活性化の変革をもたらし、朝鮮族文壇の小説創作の質的次元を大幅に高め、朝鮮族の小説発展史の一里塚の 役割を担っている。 新世紀に入り、随筆ジャンルに対する読者たちの強烈な愛着と需要を念頭に置き、随筆作品を大量に掲載することで、 小説、 随筆主体の文学誌として位置づけられるようになった。 文学が単純な紙面中心のフレームから脱し、多様な形式 と構造で読者と遭遇している現時点で、 《トラジ》は文学人の底辺拡大と地球村のハングルを駆使するすべてのネチ ズンたちに中国朝鮮族の文学定数を紹介するべく、 《トラジ》サイトを開設、 現在まで 10回余りに達する吉林地区朝鮮 族文学創作会議を召集し、数回の創作講習班を編成し、吉林地区朝鮮族文学創作隊を育てて来た。 全国の朝鮮族小 説家、詩人ペンクラブと全国朝鮮族中青年作家ペンクラブを開催、 《トラジ》 創刊 10周年記念作品集 《激流の中で》、 実話文学集 《龍潭山の柳》を出刊、 第4回中国朝鮮族当代文学研究、中国朝鮮族中青年作家創作会議も開催した。 延々 10年 《万石文学賞》と 《トラジ》文学賞を設置して、作家たちの創作意欲を促し、 2003年には吉林省 1級雑誌と して選ばれた。 2004年 《トラジ》 チャンラクジュ文学賞と中国朝鮮族随筆賞を設立、2005年、北京対外経済貿易大学が主催した第1回《 随筆のメトリック》 国際学術セミナーに後援団体として参加した。 現在、雑誌《トラジ》は全国 20余りの省、6ヶ国にて発行され、発表された作品は大部分が朝鮮族文壇の作品だ。 輝く栄誉 文化人材作りを強化することは大衆的文化奉仕のための土台だ。 行政の場を縮小して実務事業者たちの席を広げ、 事業を立派に果す人には経済メリットを確保し、実務幹部たちの実務の資質を常に向上する雰囲気を作った。 資質の 向上に打ちこみ、文化芸術の品位を高める事業に努力を惜しまなかった。 芸術館は、研究生 2人、大学本科生 8人、 大学専科生 6人、 98%の事業者たちが国家級、省級の賞を授与された。 2005年 3人舞 《端午祭》、リム・ヘヨンの独舞《アリラン少女》は、文化部、国家精神文明弁公室で主催した文化、科学 技術、法律、衛生の四つの市民文化文芸公演展示で金、銀賞を獲得、歌手・李ホンダンの歌曲 《延辺チャンゲム》、 《長白のアリラン》は文化部で主催した《文化之春》中国民族10大優秀歌手の金賞、金ホンランは吉林省出版局優秀 編集一等賞、南リョナは吉林市 100人小音楽家・小舞踊家コンクールで優秀指導教員賞、芸術館で推薦した作品は 東北3省少年児童美術、書道、撮影コンクールで 24の金賞、33の銀賞、 42の銅賞を受賞、 朴コングクとチョン・ミン はそれぞれ優秀指導賞を授与された。 ▲ 吉林市民俗文化祭行事の一場面 ▲ 旧正月迎春公演の一場面 (吉林新聞 コ・ソルボン記者 2006年3月4日)
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