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[文化] 市場競争は人材競争−延辺

延辺歌舞団の人材、技量が花開く


▲ 中国芸術団の一員として 2003年、北朝鮮 <4月の春> 国際芸術祭に参加して金賞 を受けた延辺歌舞団の <チャンゴ踊り>

延辺歌舞団が熾烈な市場競争の中で中国特色の朝鮮族芸術の道を堅持、探索し、力を つくして民族文化とリズムを高揚したことから、独特の民族の風格と美しく気高い芸 術の正常品を次々に披露し、国内外芸術界の肯定を受けている。 “チャンゴ踊り"は 2003年、北朝鮮 “4月の春” 国際芸術祭で金賞を獲得し、大型舞曲 “春香伝”、 “アリラン”、“長白情”などが文化部の文化新劇賞と文化大賞を受けることとなっ た延辺歌舞団から、人材養成に力をつくし人材を活用したことと切り離すことができ ない。

延辺歌舞団の朴瑞星団長は “市場競争は主に人材競争だ。留学して帰って来た優秀 な俳優たちがいたから延辺歌舞団は市場競争で堅固に生き残れたし、国内・国際舞台 で優秀な成績を取ることができた”と感無量で述べた。

何年か前まででも延辺歌舞団は人材流失がひどく、構造が不合理で、専門隊の老齢化 が厳しかった。 こんな局面を克服して市場競争で優勢を占めるべく、延辺歌舞団指 導部では多方面に人材養成を強化し、果敢に “招きに出かける”、“連合して歌舞 団を支え、学校を運営”する方式を推進し、資源を共有して強みを補った。 最近、 は政府部署で補助し、政府で支援し、個人が負担して相互に留学生を交換するなどさ まざまな留学形式を積極的に推進し、役職員に学習と再充電の機会をもたらした。続 けて 38人の舞踊、作曲、音楽指揮、創作、音楽などの分野で活動する第一線の職員 たちが日本、韓国、北朝鮮等の国へ行って研修し、自分をさらに充実させた。 現 在、 26人が歌舞団に帰って来て主力として活躍しており、 12人が外国で修士・ 博 士生の勉強をしている。

延辺歌舞団ではまた、団体の特点に照らして各人材が心を安んじて才能を思いきり発 揮することができる先進的な管理制度と激励制度を制定・実施した。 今まで歌舞団 で養成した人材は一人も流失されることなく、人々はいずれも元の仕事場に帰って来 たし、歌舞団の中堅として活躍している。 朴瑞星団長は “現在、歌舞団には多くの 面の芸術人材が雲の如く集まって来ており、彼らは外国の先進的な文化と芸術を学 び、市場競争意識を学んで来て、延辺の芸術発展ひいては朝鮮族の芸術発展において ますます重要な役割を果たすようになるでしょう”と楽観している。

国家 1 級創作者・朴春善は 1998 年、北朝鮮の金日成総合大学で研修して修士 の学位を受けた。 帰国後、朴春善は続けて大型音楽劇 “花を刺繍した神” な どを創作して大型音楽会 “アリラン花”、“長白の山彦”、“祖国讃歌”などで総監督を引き受け、 20回余りの総合文芸夜会で演出、監督を引き受け、 “愛の青い空” など 200曲余りの歌を作曲して 30回余りの創作賞を受賞、去年には延辺歌舞団の副団長に赴任した。

国家 2級振付師・金ヒソンは続けて韓国国立舞踊団、韓国ソウル大、韓国芸術総合大学で 学習して修士学位を獲得、留学期間中に“道を開く音” など 多くの舞踊作品を創作、特に彼女が振付を引き受けた“白く壊れた霊魂”は中国朝鮮族舞踊チームを代表し て韓国第8期民族舞踊祭に参加して好評を博した。 彼女は韓国での好条件の就職機会も蹴って、単身故郷に帰って来て、舞踊振付 事業に熱中している。 彼女が振付を引き受けた “袖踊り”は、タイで開かれた国際民族芸術祭で賞を受け、 上海劇院で公演の幕を開けたりもした。 彼女 が振付を引き受けた “チャンゴ踊り”は 2003年、北朝鮮 “4月の春” 国際芸術祭で金賞、 第2回少数民族文芸報告公演で金賞を受賞、国慶節夜会で 公演する栄誉を受けたりした。

民家独唱俳優・馬福子は韓国国立中央劇場、 北朝鮮の平壌音楽舞踊大学で研修をし、続けて 第 3期全国朝鮮語ラジオテレビジョン優秀種目 1等賞、文 化部第1期文化新劇大賞、文化部第8期日文化新劇賞、アソン文芸基金会から 優秀表現賞、 第1期全国少数民族“国家凱旋杯”民歌コンクールで優秀 賞、韓国第 3期海外同胞伝統民歌コンクールで銀賞など多くの賞を受賞した。

冬休みの間、しばし故郷に行って来た歌手チョン・ムンヨンは、韓国の明知大学の音楽修士生だ。 28歳 のチョン・ムンヨンは既に中国最高水準の音楽会である全国新人新作品声楽コンクールで 1等賞、 全国少数民族声楽コンクールで 3等賞、北朝鮮 “4月の春” 国際芸術祭で銀 賞を受賞した経歴を持っている。 2005 年 7月、韓国で勉強をしている時、チョン・ムンヨンは中国を代表して 東アジア 4強戦開幕式で “国歌を歌う”ほどに彼の実力は国内外でも認められている。

留学生たちは何よりも祖国の支援と組職の関心、故郷に対する愛が あったからどんな誘惑にも打ち勝ち、また故郷に帰って来て民族芸術発展のために僅かな力でも 出して貢献することができるようになったと誰もが認める。今後もより優秀な 芸術作品を創造するために長年慈しみ育ててくれて、才能を存分に発揮出来るよ うに条件を揃えてくれた祖国と社会に報いるといい、それぞれの活動で最善を尽く している。

(延辺日報 チェ・チュンヒ記者 2006年3月3日)
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