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![]() [社会] 徐吉洙教授 “中国・東北工程、古朝鮮史まで見下す”−韓国
‘理論’編は中国の 55の少数民族が全て漢族に藩属となったという古代藩属理論を基にして、“何百年と言っても 良く、何千年と言っても良い。 この範囲(清領土)で活動した民族は全て中国歴史上の政権”と主張する。 また高句 麗王室が高氏を姓にしたのは、夏華族(漢族の源流)の先祖である高陽氏の子孫だからとして、高句麗人自ら自分た ちのアイデンティティーを中国に置いたと強弁する。 ‘歴史’編は、高句麗が古朝鮮が滅亡した後に立てられた漢四郡の中のひとつの玄菟郡として立てられたので、 既に建国当時から中国に隷属したと主張する。 また高句麗建国神話である朱蒙神話の卵生説話が ‘殷の始祖 である簡狄が黒い卵をのんで妊娠した’と言う中国古代説話に似ているという点で、高句麗人は殷商族の後裔と強弁する。 ここに中国の伝説時代の夏商周時代を歴史時代に組み込んだ夏商周断代工程として公布した‘夏商周年表’を導入し、 “高句麗人が殷商氏族から分離したのはB.C. 1600〜1300年”と主張する。 ‘研究’編では“大部分の古朝鮮族は我が国(中国) 太古の東夷族系の一員で、その族称と風習、習慣と文化は漢語と 漢文化の特徴と完全に符合すると思っている”と古朝鮮史まで公然と見下している。 また高句麗史は中国史でもあり韓 国史でもあるという中国の既存の一史両用論に対して “今の国境線を利用して歴史の帰属を分けて決めることは過ち” と強く批判している。 徐教授は、 822ページにのぼるこの本の書き始めに東北工程論理の問題点を批判した解説を付けた。 総論と続論の 執筆を主導した馬大正と李大龍などの学者が高句麗史専攻者ではない人で、中国政府の傀儡学者であるという点と、 その論理を裏付ける資料が中国史料のうち自分たちの口に合うものだけを選別して使ったという内容だ。 徐教授は “中国側は高句麗を韓国の歴史に記録した宋史など中国正史の内容まで批判しながら、恣意的に改竄しよう と考えている”とし、 “この本の翻訳をきっかけに我が政府と学界が、もう少し正確で具体的に対応するように願う”と述べた。 (東亜日報 クォン・ジェヒョン記者 2006年3月1日)
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