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[経済] 羅先'道路−港一体化' プロジェクト、本格稼動の予想

中朝合資 '羅先国際物流合営会社' 北朝鮮で登録ライセンス取得
中日露韓蒙、大図們江国際通商路建設も視野に


吉林省の対外輸出入戦略的な一環となる羅先(羅津、先鋒)市 '道路−港一体化' プロジェクトの 実質的な稼動のため、中朝合資 '羅先国際物流合営会社' が朝鮮中央経済合作管理局の批准を経て 営業ライセンスが発給された。

羅先国際物流合営会社は、中国琿春東林貿易有限公司と琿春辺境経済合作保税有限公司が、北朝鮮・ 羅先市人民委員会経済合作会社と合資した会社だ。 契約書によると中国側は北朝鮮羅津港 3号波止場と、 間もなく建設することになる 4号波止場の 50年の使用権と中国圏河通商口と北朝鮮羅津港区間道路の 50年の 使用権を持つようになり、したがって羅津港付近の 5〜10平方kmの地域に工業団地と保税加工団地を建設し、 羅先国際物流合営会社の理事長は中国側で担当することとなる。

道路など諸般の建設に総計 6000万ユーロ余りが投資される。 登録資金はそれぞれ 50%、中国側から 3000万 ユーロ余りの設備,資材などの建設に使われる資金を出資し、北朝鮮側では現有の道路、港などの基礎施設を 登録資金にする。 経営範囲は貨物中継、貨物貯蔵運送、及び代理運送、保税加工団地、工業団地、観光名所 開発及び建設などだ。

このプロジェクトは二つの段階に分けて実施する。 現在、北朝鮮・元汀から羅津港までの 48kmの道路建設、 羅津港 3号波止場の拡張及び 4号波止場の建設、保税加工団地、工業団地、設計及び建設施工準備をしており、 今年 5月から 1期工事が開始される。 一方、中国、日本、ロシア、韓国、モンゴルなど 5ヶ国の大図們江国際通商路 の建設も有力な候補に上がり、その進展が加速される兆しも見えている。

去る 2月 21日と 22日、 日本の NPO法人東北アジア輸送回廊ネットワークと琿春市政府は、琿春市で図們江 国際通商道路会議を開催して '琿春会議宣言'を採択した。 '宣言'は陸地と海上を通路として、中国とモンゴル、ロシ ア、北朝鮮、日本、韓国を連結することは、諸般の北東アジア地域の経済を活性化させる一分岐点の物流通路であ る。それゆえ、周辺各国中央政府は図們江地域物流建設に高度の関心を払うと同時に、お互いの交渉と連携を強化 して政策的支援をしなければならず、 UNDP(UN図們江地域開発指導小組) を中心とする国際協力機構を作ることを 提案した。 今度の会議で中、日、ロシア、韓、蒙の 5ヶ国代表たちは琿春−ザルビノ−新潟航空路開通問題も論議し たが、最終案は出なかった。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2006年2月28日)
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