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![]() [特集] 一酸化炭素中毒は気候のせいだけではない 生活難・安全意識の欠乏が原因 “2.13”一酸化炭素中毒事故は一体なぜ起こったのか? 低い気圧と急な気温上昇だけか? 人為的要素は なかったのか? 事件の原因に関して皆が注目している。 低所得層の家庭、石炭を節約 一酸化炭素中毒患者たちを取材する中で、患者の大部分が平屋で暮す低所得層家庭であることが分かった。 彼らは上がる一方の石炭価格のため、お金を惜しんで火を小さく焚いたり、たまに焚いたりして中毒事故の 可能性を誘発していた。 延吉市建工街道長海社会区域の呉ソングム書記は、障害社会区域から中毒患者が 4人出たが、皆、最低生活報奨金を受ける弱小集団であり、暮らし向きがひどく厳しいとして、今度の事故の後、 患者の家族を見ていると、ある家は火を十分に焚かず、足がすべて凍てつくほどだったと切なさを吐露し、最低 報奨金対象者に対するより全幅的な支援が急務だと語った。 一時的不注意が禍いの元。気象注意報が必須 予防常識が全然分からずにいたわけではなかった。延吉市の金さんは、予防常識を非常によく分かっていながらも 被ったという。普段彼は、オンドル部屋なので、石炭を完全に年商させたり通気も十分に行うなどの措置を取ったり したが、その日の夕方だけは頭が痛くなったので、薬を飲んで寝たにもかかわらず、一酸化炭素中毒の可能性に ついては考えなかった。 一時的な油断と不注意が大きな災いを招いたのだ。 その一方、延吉市北山街道の李さんはその日夕方、低気圧気候を知らなかったが、変な感じがして直ちに門を開いて おいて空気を入れ替えたため、中毒にならなかったとして、上級部門の効果的な気象注意報が必要だと語った。 事件発生の後、関連部門では低気圧気象予報に対するシステムを稼動して、マスコミと携帯電話メッセージを通じて 人民に 1 時間以内に情報を提供すると発表した。 平屋改造、足元の火 我が州にはまだ平屋区域が相当に多い。 延吉市建工街道長虹社会区域が実例だ。 平屋が 1800世帯で、二階建て が 500世帯のこの社会区域は、延吉市でも噂の高い貧民区域だ。 大部分が平屋で、借家なので、外地から流れて 来た労働者が多い。 そして “流動的労働者に対する管理や宣伝が厳しく、歳を取った外地労務者たちが遅く来ては 火を炊き、自分へのガス中毒の危険要素が非常に多い”と言う長虹社会区域のヤン主任は、平屋改造が根本の問題 と言いながら、今年、上級の平屋改造工事に長虹社会区域も入ればよいという所望を持っていた。 しかし平屋改造も、 住民たちの度外れた要求などで建設業者たちが解決しにくい問題も存在しており、規範化した解体移住関連規定の 策定が必要だと述べた。 平屋の改造建設は今、我が州の主要議事日程に上がっている。 金振吉州長は今年、我が州から 60万平米の平屋 改造任務を円満に果すことで、住民の古い暖房の比率を減らして一酸化炭素中毒事件を根本的に解決することを強調した。 (延辺日報 チャ・スンヒ記者 2006年2月22日)
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