![]() |
中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト | Search by Google: | ||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
![]() |
![]() [社会] フリーターは世間のゴミではない 未来に対する準備なく、無為に過ごす。 社会の関心と指導が必要 ▲ PCバンで無為に時間を過ごす若者達。 ホ・ヨンファ 改革開放の波に乗り、市場経済が導入されることによって我々の社会にはまた新しい部類の人々が出来始め、 もう一つの群体を成している。 彼らがまさにフリーターと呼ばれるニート族たちだ。 我が州の数万人の失業者の中に このようなフリーターが多くいるかと思えば、新しく増える青年失業者の中には初めから求職を試みさえしない青年も 多く、また一つの新しい社会問題として浮上している。 去年、中学を卒業して社会に進出した A君は、未来に対する確かな目標もなく、家庭の経済事情でなおかつ学習する 状況にない。 それで家にばかりこもり、テレビばかりにエネルギーを消耗している。 何年か前、母が海外に出稼ぎに 出た以後、農村住いをやめて延吉に入って来た B君の場合もこれに似ている。 求職するつもりは初めから念頭にも なく、家でテレビを見て、退屈ならば父から母が送った生活費をくすねて PCバンへ行き、ゲームに耽る。彼らは未来 に対する準備もなく、確信もない。 ただ一日一日を無為に過ごしているだけだ。 ただ一日一日を無為に過ごすおとなしいニート族たちがいるかと思えば、お金を浪費する “遊び”派のニート族たちも いる。 5年前、父が日本に出稼ぎに行って、翌年母までが韓国に出稼ぎに出て、中国に一人で残るようになった C君 は、月 1500元余りの生活費以外にも、通いもしない大学へ行く。 学院へ行くと言いながら海外にいる親からお金を せがみ、ふんだんに食べて遊ぶのに使い、ある月にはおよそ1万元余りを使いつくした。 延吉市公園街道園成社 会区域の従兄姉の家で暮した D 嬢は、 N君よりもっとひどいといえる。 アメリカへ行った彼女の母は、一人で従兄姉 の家で苦労をしながら過ごすと哀れに思って大金を送ってくれたが、一度は 2万元余りに達するお金を3ヶ月も経たな いうちに全て使い果たしたと言う。 従兄姉の住む家屋は 2 万元余りにしかならない平屋なのに、3ヶ月に従兄姉家族 が住む家と同じ家一軒を失ったことになる。する仕事がないながらもお金を浪費する人々が、一度お金の支援が切れ ればどうやって生きて行くのか、想像も出来ないだろう。 社会の一つの不安定要素が潜んでいるのだ。 州内某市で教員活動をした Iさんは、 10年前から新しい働き口を求めようと辞職し、公務員試験も受けて他の働き口 に挑戦して見たが、とうとう就職口を求めることができなかった。既に不惑の年はとっくに越え、求める職場がないと言 いながら、初めから就職をあきらめた状態。妻が海外で加勢でくれる労賃で生活しながら、マージャンなどで歳月を過 ごしている。 何年か前、リビアに出稼ぎに行き、いくらか儲けて帰って来た Fさんは、ある個人会社に就職した。 効益労賃制と仕事が辛い分、それだけ労賃も高いが、彼はすぐに辞めてしまった。仕事に耐えられなかったのだ。 労賃がとても少なくて働く楽しさがないと言う。 特別な技能もない彼に、易しくて労賃が高い働き口が与えられること などあるというのだろうか? もう一つの社会的問題として浮上したフリーター、多くの人々は彼らを世間のゴミと見做しているが、彼らも私たちの 社会の一員であり、放置しておいてはならない。彼らに対する全社会的な関心と支援及び関係部門の指導が必要だ。 より積極的に彼らの積極的な潜在要素を掘り出せば、彼らも社会の有益な事に貢献出来るはずだ。 (延辺日報 キム・ミョンソン記者 2006年2月22日)
|