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[文化] ‘全国紙志向’ 主流新聞に跳躍

高品格記事 - 支社拡充、新しいビジョン
同胞問題深層の報道で大きな関心集める


主要同胞新聞社の経営戦略

延辺日報



▲ 延辺日報・金チョン副総編

延辺日報は 1948年 4月 1日に創刊された延辺朝鮮族自治州政府支援により発行される党機関紙だと言える。 中国は 56の少数民族で構成され、 30の少数民族自治州があり、なかでも自体で新聞を発行する少数民族は 壮族、ウイグル族、西蔵族そして朝鮮族だけだ。

延辺日報・金チョン副総編(副社長に該当・写真)は “朝鮮語版の発行部数は日刊紙 2万1000部、週刊紙総合 新聞 1万4000部、中国朝鮮族中学生新聞 1万7000部であり、延辺日報とは、通念上日刊紙・週刊紙・中学生新聞、 この 3つの新聞を意味します。 中国の 23の少数民族の地区級新聞で一番発行部数が多く、中国内朝鮮族の新聞の 中でも発行部数が一番多い”と紹介した。 (金副総編は、本紙の 2005年 12月16日付記事で発行部数が 5千部と報道したのは過りだと指摘して来た−編集者)

金副総編は続けて、延辺日報は中国語版を除いても総職員が 257人であり、 新聞、雑誌など合計 40種余りの印刷物 を発刊する地域内最高水準の印刷業者を持っているだけでなく、深の連合新聞、上海ジャーナル、青島ジャーナル など国務院新聞出版叢書の批准を経た合法的な新聞を引き受けると明らかにした。

今年、延辺日報は財政の国家支援比重が去年 16%から 23%に増える見込みだ。 その意味は朝鮮族新聞の 中で発行量と広告受注が一番多い新聞だからと認められるが、国家支援も増えるようになったということ。 延辺日報の広告収益は一年で 1600万元であり、税引後純益は 890万元ほどだ。

1992年、韓中修交以後、延辺日報は一番先に北京に進出し、深、上海、青島、大連などに支社を置くなど、 全国紙を志向している。金副総編は “今年、新しい日刊紙 ‘アリラン新報’ 創刊を準備中で、高品格の朝鮮族 日刊紙に生まれかわる”と明らかにした。


▲ 延辺日報と延辺日報社で発行する週刊紙アリランジャーナルの 1面の姿。 延辺日報社編集局掲示板に 貼られている新聞を撮影した。

延辺日報では 85人の記者が活動し、日本留学中の記者が 4人、韓国留学 4人がいる。 延辺日報の活躍も 頭角を現わすのに、 1996年には中国記者協会の支援で中国 18の省・自治区改革開放状況を集中取材した ‘中国万里紀行’を、2005年には起亜自動車協賛で中国内朝鮮族の大移動状況を描いた現場ルポ ‘同胞 生 の現場報告書’を合計73編にわたって企画報道する成果をおさめた。

そして朝鮮族の経て来た歴史を反映した大型シリーズ ‘私たちの歴史、正しく理解して暮しましょう’(合計94編)を 報道して、中国史学界の注目を集め、担当記者が中国記者協会から記者大賞を受けたりした。

金チョン副総編は “今年からは東京、ソウル、平壌、米 LA、シドニー、ローマなど 20余りの都市を引き継ぐ 海外取材ネットワークを構築して、韓民族の主流新聞に生まれかわる”と明らかにし、延辺日報が朝鮮族少数 民族の新聞において巨大主流メディアに飛躍していることを示してくれる。

吉林新聞


▲ ‘世論の監督をしっかりとやり、その力が無限になるように願う’と言う意味を刻んだ徽章の前で、韓ジョンイル 副主筆とチョン・チュンボン部長が立った。 この徽章は去年 10月、吉林省の一部の朝鮮族労働者代表が 吉林新聞社に感謝の意味で送ったものだ。 吉林新聞社事務室で撮影。 写真=キム・ジェワン記者

最近インターネット版を開設し、吉林新聞は ‘中国全地域のニュースをハングルで見せてくれる省級朝鮮語新聞’ を標榜した。

続いて去る 1月 17日、黒龍江新聞社で東北3省の代表的な同胞新聞社である黒龍江新聞、遼寧朝鮮文報と ともに記事共有を合議し、東北3省同胞メディアがお互いに力を合せて民族言論を育て、民族文化の固守と 言論市場の共有を通じて共同繁栄をはかることにおいて先頭に立つこととした。

吉林新聞は 1985年 4月 1日創刊された朝鮮族言論の中でも若い新聞と言える。 現在、全職員 40人のうち、 取材記者は 20人で隔日、週 3回発行している。

火・木曜日版は 4面、 週末版は 8面で毎回 5万部を発行している。 注目すべき事実は、若い新聞らしく 99年度 から韓国人の中国生活を助けるために東北ジャーナルを発行して来ているということだ。

吉林省は延辺自治州を除く散在地区に 40万の朝鮮族人口が居住し、吉林省の省都である長春は 8万の朝鮮族 人口が居住し、省級朝鮮族指導者と韓国人の投資家たちが集まって住む躍動的な所であり、 農村から都市へ 進出した朝鮮族が集まって来る所だ。

そんな雰囲気に影響を受けたのか、吉林新聞は朝鮮族社会の内部的な問題点を赤裸々に暴きながら、また新しい 躍動性のある新聞という特徴を見せてくれており、 朝鮮族社会の内部でも吉林新聞に対する期待が高くなっている。

吉林新聞は劣悪な財政と内部問題で困難を経験し、 2005年 4月、南永前社長体制が成立して周辺の経済企業人 で構成された知人を一ヶ所に集め、力を合わせて民族新聞が生きて動かなければならないという必要性に共感を 形成しながら再跳躍の基盤を築いて行っているのだ。 民族新聞に生まれかわるという覚悟で吉林新聞は特別企画 ‘新しい世紀 朝鮮族社会新しい現象’を連載報道し、 変化する朝鮮族社会の問題点を果敢に暴き、好評を博した。

特に法務部が去年 3.15 ‘同胞帰国支援プログラム実施’ 政策を展開する当時、中国に自ら帰国した不法滞留同胞 を相手に中国の公安が空港で罰金を不当に賦課した事実を報道して大きな反響を起こした。

既に罰金を賦課して領収証を持っている同胞に、罰金として払ったお金を返してあげる上で、主導的役目をした。

(在外同胞新聞 キム・ヨンピル記者 2006年1月31日)
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