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[教育] “寂しくてもユッノリ準備します”九老洞朝鮮族、迎春の表情

"私たちに節日は大きな意味があるか?"

26日午後、ソウル九老洞ソウル朝鮮族教会(担任牧師:徐京錫)。 2階の休憩室で話を 交わした中国海外同胞たちに正月計画を問うと、彼らの反応はいずれも気鬱そうだった。民 族節日の正月が二日後に近付いたが、中国の海外同胞たちには他人の国の話だった。

吉林省出身で 1999年に韓国へ来た金ソプジン(56)さんは "お金もなく、知り合いた ちが歓迎してくれない。 娘の家を訪ねても冷遇される"とため息をついた。

帰韓同胞連合総会・李チョルグ副会長は "最近には海外同胞たちの親 戚が彼らを無視する場合が多い"という。それだけに、国内に知人一人もなく 一人きりで暮す中国海外同胞は、正月がただただ悲しいだけだ。

数日前、家事手伝いで就職してから追い出されたという李インスク(71)さんは、 " 一人でモンゴルで住んでいたが、韓国へ来て知り合いがおらず、働き口がなく、行くと ころもない。正月でも同じ事"と苦々しげに笑った。

それでも彼らの中の一部は、それなりの正月準備に慌ただしい様子だ。 ソウル朝鮮族 教会は寄る辺のない中国海外同胞たちのために正月連休の 1月 28〜30日、中国海外同胞 のために教会礼拝堂で正月宴が開催される。 この教会の金ヨンギル牧師は “できるだけ多くの中国海外同胞が訪ねてほしい”という。

また故郷へ行くことができない海外同胞は、電話を通じて家族の声を聞きながら慰 める。 海外同胞専用の電話室には中国にいる家族と通話をする人々が目立った。電話室 を利用したという金ユングンさんは “節日なので中国にいる知り合いたちに安 否の電話をしようという人々が多いようだ”という。

今では篤志家たちはほとんど来ないという中国海外同胞の言葉から、正月を迎 えて彼らが最も渇求しているものは、まさに人々の関心であることが感られた。

何よりも彼らを最も悲しくさせるものは、社会から隔たっているという思いだ。 黒龍江省 出身の孫チャンウォンさん(66)は “中国海外同胞だからということで差別を受けたようで、残念な感情が 入る”という。教会の中に集まっていた彼らは、自らを ‘同胞’と称して韓国の 人々と区別した。

(ヘラルドセンセンニュース ハ・ナムヒョン記者 2006年1月27日)
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