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[社会] 中国同胞、モスクワ行に続々と

不法滞留者、働き口を求めて流入

ロシア地方の中国同胞が働き口を求めるためにモスクワへ集まっている。

彼らは不法滞留者として地方で荷担ぎ商売や農業、建築の仕事をして、取り締まりが厳しくなったので 次々にモスクワに上京しているのだ。 彼ら同胞の数は一ヶ月平均 20〜30人ずつになり、その中には子供を 連れた一家も含まれていたりする。

こうしてモスクワの朝鮮族同胞社会は寄り集まる同胞がますます増える傾向にあるといい、もしかするとロシア 政府からの特別な制裁で朝鮮族社会に不祥事が起きるのではないかとすら思うような雰囲気である。 モスクワ の朝鮮族人口は約5千名、 ロシア全体では 3万〜5万名と推定されている。

一方、モスクワ朝鮮族同胞会(会長・金テス)は去る 1月1日、家郷閣朝鮮族食堂で最初の新年会を開いた。 この日、同胞会は最近、働き口を求めてモスクワに押し寄せる他の地方の朝鮮族同胞の去就と就職の問題など を論議した。

60人余りが参加したこの日の集まりでは、それまで同胞が抱いている懸案問題のうち新旅券の更新と合法的な ビザ所持を主要課題とした。 以前より不法滞留者が減ってはいるものの、やはりノービザで生計に脅威を受けては いけないということで認識を共にした。

それ以外に子供の教育問題が議論された。 ロシアの学校に入学しようとすれば外国人の子ども達はビザがあれば 必ず受けてくれる。 しかし朝鮮族同胞の子供たちはかなり多くの数がビザがなく、子供の教育を諦めた状態だと 口を揃えた。

モスクワ朝鮮族同胞会・金テス会長は、既存のモスクワ同胞が他の地方の同胞を助けて協力してくれるように希望 し、 “同胞が経済活動をするためには、まず合法的な身分証が必要であり、駐中大使館の多くの関心と協力を受け て同胞会がまず至急、ビザ発給代行業務を引き受け、協力している”と述べた。

(在外同胞新聞 シン・ソンジュン記者 2006年1月23日)
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