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［教育］　使命感を抱いて幼稚園建設に全力−寧安 寧安市朝鮮族小学校・尹吉鎬校長の活動から ▲ 子供たちの修業時間を参観している尹吉鎬校長 2003年だけでも 1年生新入生が 20人にしかならず、学校運営の危機を甘受しなければならなかった 寧安市朝鮮族小学校は、尹吉鎬校長の指導の下、敢然と幼稚園建設を急ぎ、学生の源泉を確保している。 現在 500平米余りに達する幼稚園新築教室が狭く感じるほどに新入生、転校生が増えており、その中には漢族の 子供たちもかなり多くの数を占めている。 このように短い時間に好ましい局面を創造出来たのには、尹吉鎬校長の粘り強い努力と覇気ある事業態度と切り 離すことが出来ない。 尹吉鎬校長は市教育局の関係指導者と朝鮮民族の幹部たちに願い出て、幼稚園建設の 可能性報告をして意見を聞き取りした。 そして計画を実践に移すのに必要な資金 15万元を用意するために尹校長は、 韓国にいる夫人に電話をして 10万元を調達した。 そして教員たちも積極的に募金に出て、何日間で 17万元を集めた。 企画局の批准を引き受けたが、さらに電気、水、道路運輸部門の批准を受けようとすると幾万元かのお金が必要だった。 尹校長は多くの友人の助けを借りて、減免を受けた。 経費のため中断を繰り返えした工事が、尹校長の努力の下、 遂に落成式を開くことになった。 550平米に達する平屋に活動室、休息室、広い食堂に室内トイレまで備えた。 授業施設面でもテレビ、録音機、DVD、電子オルガンなど、授業施設を揃えたのはもちろん、子どもたちが楽しむさまざ まな娯楽施設まで揃えて置いた。 この民族幼稚園の設立は寧安市に朝鮮族幼稚園がなかった歴史に終止符を打った。 幼稚園が落成すると、全校の先生たちは尹校長の指示に従って市全体の 24の村を歩き回りながら子供たちを探した。 どこかに学齢前の子供がいるという話を聞くと、即時に駆け付けた。 教師の質を確保するため、公開招聘の方法で 市全体から優秀な教養員を募集し、人事部門と交渉して牡丹江師範学校から乳児教育学部本科卒業生を招いた。 そして幼稚園の先生たちを外地へ学習させに送ったり小学校の経験のある教員たちが幼稚園の先生を責任を持って 共に授業を研究した。 そして幼稚園の公開授業の時ごとに全校の先生たちが参加して指導を与えた。 教員たちは 父兄に知らせる文等を毎日書いて送り、学生の一日の表現、授業内容と一週間の総括を報告して、父兄が随時に 子どもの情況を把握出来るようにした。 子供たちの健康のために全学生の健康書類を作成し、教室と活動室を毎日消毒、一週間に一度ずつ大掃除をし、 食堂の調理衛生を厳格に守った。 保母と食堂服務員、栄養士、保健看護婦を別に置いて、子供たちの口に合う いろいろな美味しいおかずを作るため、随時に父兄たちの意見を聞き取りした。 このようにして幼稚園が子供たちの 楽園になると、漢族幼稚園に通った朝鮮族の子供たちが帰って来ただけでなく、漢族、満族、回族など他民族の幼稚 園生たちが 30人余りも入って来た。そして今は幼稚園生が 160人余りにもなる。 尹校長は一日にも何回かずつ幼稚園に出入りし、外出してから遅く帰って来ても必ず幼稚園を見回るまで息を抜かない。 このように全教員が幼稚園を自分の家のように愛し、幼稚園生たちを自分の子のように愛しながら努力すると、 この地方はもちろん、青島、天津、上海等に出て事業をしている父兄たちからも、子どもたちを幼稚園に行かせる との連絡が入って来た。 現在、尹吉鎬校長は新年に幼稚園を拡張して、通園車も買うなど、さまざまな構想を打 ち出している。 （黒龍江新聞　リ・サンベク記者　２００６年１月２３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット