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[経済] 韓国留学生、中国最大のインターネット書店を夢見る


▲ チョン・ミンウ氏(左)と韓ククソク氏(右)

“韓国では 4000ウォンする本を、運送業者を通じて取り寄せたら 2万 4000ウォンを払わなければ ならなかったんですよ。”

対外経済貿易大学卒業生・韓ククソク氏と、同じ大学の経営学科在校生チョン・ミンウ氏は、中国で創業を 決心するようになったきっかけについて、このように述べた。

留学生なので、韓国の書籍を読みたい時が多かったが、既存の運送業者を通じて配送を受ければ価格が 高過ぎて注文する意欲も湧かなかったといい、彼らはこんな不便を減らそうと悩んでいるうちに、直接事業を 始めるようになった。

二人が初めて海外書籍を安く配達してくれるサービスを始めるためにしたことは、インターネットサイトの開設で、 彼らは‘北京トウミ(Beijing helper)’というサイトを作った。

韓氏は “海外書籍が必要だが気軽には購入することが出来ないのは私たちだけではなく、大部分の中国学生たちも 同じだった”とし “それで海外書籍を安く購入出来るサービスが学生たちに良い反応を得ると確信した”と語った。

二人はひとまずインターネットサイトを通じて本の注文を受けた。 価格は海外書籍の元々の価格に配送料 1500ウォン 〜2000ウォンだけ追加して受けた。 本の種類が多過ぎると利益を挙げにくくなるので、学生がたくさん注文するに 値する書籍のみを選んでホームページに公開した。

しかし配送料 1500〜2000ウォンだけをもらって学生の家まで本を配達するのは無理だった。 それで本を学生たち に伝達する方法は、韓国で見たあるインターネット図書販売業者の方式を取り入れた。

学生たちが密集した地域にオフライン地点何ヶ所かを開いて、本を注文した学生たちが直接そこを訪ねて来て本を もらって行くようにした。 またこの地点にはインターネットホームページで注文を受けている本をそのまま展示して おき、現場で注文を受けたりした。 二人の ‘北京トウミ’事業は順調な売上げの伸びを見せているが、実は創業が 容易ではなかった。

最大の問題はお金だった。 家からお金を受け取る留学生である二人に創業資金が充分であるわけがない。創業を 決心した二人は、家から送ってくれる生活費を節約してお金を倦まず弛まず集め、辛いバイトをして創業資金を集めた。 このように苦労して事業を始めたが、初めは中国社会をよく知らず、困難も数多く経験した。 チョン氏は “中国の労働者 たちが本の入った箱をでたらめに投げるなど、品物を徹底的に管理しなかったために損傷した本の到着する場合が 多かった”と指摘した。 韓氏は “中国で創業に成功しようと思えば、一応現地の事情をよく把握して、事業するに値 する良いアイテムを捜すことが一番重要だ”とし “しかしアイテムだけ良くても、努力をしなければ失敗する”と語った。 彼はまた “眠る時間も惜しんでホームページに入って来る注文を確認し、顧客の質問にいちいち答えるなどまじめに 努力することも基本”と付け加えた。

二人の抱負は非常に大きい。 中国最大のインターネット書店を作ることだ。 今は北京を中心にした ‘北京トウミ’だけ 運営しているが、早いうちに天津、青島地域を中心にした ‘天津トウミ’、‘青島トウミ’も開店するつもりだ。

(黒龍江新聞 ムン・チホ記者 2006年1月21日)
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