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［経済］　'延・龍・図' 経済圏、有力に 延辺自治州第12期人民代表大会第4次会議の話題に。延吉を中心とする区域性中心都市建設に拍車 去る 10日に開かれた延辺朝鮮族自治州第12期人民代表大会第4次会議で、延吉−龍井−図們経済圏 の建設を加速化しなければならないという声が高まり、話題になっている。 延辺朝鮮族自治州・金振吉州長は "今年は延吉、龍井、図們 3都市の資源結合を加速化して 5年内に延吉市を核心にする区域性中心都市建設に 拍車をかけなければならない"と指摘した. 地理的に見れば、延吉市は国際・国内物流運送で比較的有利な強みを持っており、また延吉市は延辺朝鮮族自治 州の首府という行政の強みを持っており、龍井市は長白山と近く、朝鮮民族の移民史で重要な地域の一つであり、また 北朝鮮との貿易取引も長期的に進行して来た地域で、図們市は北朝鮮と向い合った地理的な強みを持ち、この三つの 都市は相互補完性がある。 李潔思副州長は "各地域が自体経済圏の独特の強みを発揮して、お互いに長短所を補え ば、延・龍・図経済圏の形成で各都市の経済がより早く発展することができる機会ができる"と述べた。 現在、龍井市は国家級貧困市だ。 改革開放後、国営企業は大部分破産し、失業者が増え、現存の中小企業も停止・ 半停止状態に瀕している。こんな情況で延辺政協・王リョンソン委員は "延吉市は少なからぬ企業が出来ているが、一部 の企業は延吉市に置くことが適切ではなく、延吉市と交通が便利な龍井市に移転すれば相互補完がよくできると思われ、 経済圏が形成されれば地域主義が打破され、お互いに助け合うことができる" と述べた。 延・龍・図経済圏が形成されれば、長所が多いというのが普遍的な見解だ。 延辺政協・李明淑委員は "この三都市の 経済圏が形成されれば、延吉市を中継所として北朝鮮と韓国で需要される製品をこの中継所を通じて輸出するのに便利 であり、また吉林省はもちろんその他の地域、さらに外国人たちがここへ来て投資する機会が増えることができる"と見 通した。 過去を顧みれば、延吉、龍井、図們 3都市の道路、鉄道は発達したが、長い間、お互いに制約するせいで地域経済発 展の総体的流れが円滑でなかった。延辺経済委員会・周文宝主任は "三つの都市の経済圏が形成されれば 3都市間 の道路集金所を廃止したり移転することができるし 3都市の人力、財政、物流交流を活性化することができる"と述べた。 もちろんこうした経済圏形成は時代の流れであるとはいえ、さまざまな困難も少なくない。しかし長期的な目で見れば、こ の経済圏の形成は人民に大きな利益をもたらしてくれるというのが委員たちの説明だ。 ただ各地域で長い目で見てぶ つかる問題を適時に解決して行けば、経済圏の形成が加速化されることができる。 （黒龍江新聞　ユン・ウンゴル記者　２００６年１月１４日） Copyright(C) 朝鮮族ネット