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［経済］　LG電子(天津) 、先進技術で中国電子製品市場を席巻 10年間の成長を通じて、 LG電子(天津)電器有限公司(以下 LG電子と略称)は、中国北方地域最大の 総合家電生産基地として浮上した。 1996年 10月、正式に生産を開始した LG電子は、投資額が 32億元、 敷地が 67.8ｈａ、 総資産が 60億元で、従業員が 1万5000 人だ。 傘下に 6つの工場があり、エアコン、電子 レンジ、掃除機、圧縮機、電気・磁石制御管など 6種類、数千品目の製品を生産する。 生産額が既に 320億 元を超え、納税額が 45億元だ。 現地化戦略で天津に根城 北辰区科学技術園区に陣取った LG電子は、企業文化で中韓両国の文化利益を充分に融合させ、円滑で倦ま ず弛まず現実に立脚するという点を重視した。 LG電子の現地化戦略の成功は、北辰区さらには天津市経済にも多くの影響を及ぼした。 現在、 LG電子の一級 納品業者は 100社だ。そのうち北辰区だけでも91社があり、二級納品業者は数え切れないほど多い。非公式統 計によると、 LG電子協力業者に出勤する職員は 5万人にもなると言う。 すなわち LG電子の天津進出で、天津で 7万名の就職難を解決したわけだ。 一方、現地化過程で協力業者の競争力を強化した。 LG電子では協力業者 を相手に品質及び企業システムに限り厳格な要求事項を提示した。傘下の協力業者も徐々に大企業の管理方式 を理解するようにする一方、協力業者の自己競争力の向上に多くの支援をした。 成熟した強靭な企業文化 LG電子の企業文化の魂は、革新と挑戦だ。 入社すれば革新精神が従業員の頭脳に刻印されていることが判る。 会社のあちこちで ‘革新'、‘挑戦'という標語を見ることが出来る。 言わば ‘5％の 不可能より 30％の 可能’ など強気 の標語は、既に個人の腹中に位置づいている。 こんな優秀な企業文化は LG電子が同業種の熾烈な競争の中でも年 平均 38％の成長率をあげることができる根本になった。 先進技術は品質保証と市場席巻の礎石 LGグループの伝統である技術創意力と革新力は、LG電子(天津)でも受け継がれた。 LG電子で職員が一番多い部署は、 デザイン開発部だ。 2004年まで LG電子の研究開発部署の人員は 600人余りで、技術革新に拍車をかけた。それだけ でなく高次元の人材確保は、技術革新において質的な保障をもたらすようになった。LG電子研究開発部の人員は、全て 国内名門大学の卒業生たちで構成され、人々は理論的基礎がしっかりしており、実際の操作力が強く、会社が壮大に なる原動力となった。 2000年、 LG電子天津研究開発センターが設立され、 2001年〜2003年まで、本センターでは 3000項目余りの専門 特許を申請、2004年には特許申請数が既に 5000件に達した。 2004年、 LG電子天津研究開発センターは、国家 経済貿易委員会、国家税務総局と税関総署から ‘国家級企業技術センター'と認められた。 このような強大な技術研究開発力で、 LG電子は世界一流製品の生産を積極的に主導している。 LG電子のエアコン、 電子レンジ、サイクロン清掃機は世界各地に輸出されている。 見掛け、機能でいずれも世界の消費者たちから認められ、 また国際品質認証賞を何回も受賞したりした。 なかでもエアコンの販売量は４年連続で世界 1位を占め、電子レンジ、 サイクロン清掃機のマーケットシェアもトップクラスを占めている。 中国の内需市場開拓で電子レンジ販売量は 2位、 サイクロン清掃機は 3位、エアコンは 4位を占めた。 完璧な人材養成システムは企業競争力向上のエンジン LG電子は人格尊重と顧客のための価値創造経営理念を確固と樹立しつつ、人材強化に基盤を置いて競争力が強い 人材発掘に力を注いだ。企業文化の重視、団結精神、革新理念、改善方法などの内容を新入社員に注入し、一日も 早く企業文化に適応するようにしている。一方、多くの技術者を海外に派遣し、見学、教育を受けさせている。こうした 養成訓練は、企業専門人材の養成、役員の資質及び競争力向上において鍵の役目をする。 LG電子は連続 7年間、 ‘天津市最高外部投資企業賞'を獲得、営業額及び輸出外貨の創出で天津市で 3位に入った。 現在、創業段階の仕上げ時期に入った LG電子は、新しい一年を迎えながら新しいビジョンを持ち、懸命に走っている。 （黒龍江新聞　キム・ドンパ記者　２００６年１月１０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット