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[社会] 怪収金現象“正月だから…”と

毎年、正月期間になると延吉タクシーの不思議な収金現象が消えないでいる。

元旦の朝、筆者も親戚の家への外出のためにタクシーを呼んだがのような怪収金現象を経験した。

延吉市新芽幼稚園から駅前まで10元ぐらいの距離なのに、堂々と20元を要求した。 規定とおり料金メーターを使おうと言うと、正月だから皆そうしているとタクシー運転手が 大声を上げた。 正月朝から不当なことを言うタクシー運転手と争うのもバカバカしく、結局車から降りてしまった。

ところが、正月期間、延吉タクシーの怪収金現象に不満の市民は私だけでなく、多かった。 私はそれでもタクシーに乗る前に運転手が先に20元だと言うので搭乗を断ったが、 あるタクシー運転手は乗客と事前に何の話もないまま、タクシーから降りる時に“正月なので…”といいながら規定にもない規定を口実に不当なタクシー料金を要求する呆れ返る 怪収金が多かった。

旧正月期間ウィチャットモメントを熱く賑わした延吉タクシー釣銭事件が、まさにその一例だ。

ウィチャットユーザーの“遊びにきて”が公開したある市民の事件情報提供によれば、2月8日(正月3日目)、延吉市のある市民が河南市場から天池市場までタクシーに乗ったが、 料金メーターも明確に使った。 到着して8元の値がついたので10元を渡したところ、正月なので…と釣銭を払わず、タクシー運転手が図々しい態度を見せたという。 僅かな金2元が惜しいのではなく、乗客と事前に何の話もないまま“正月なので…”と、規定にない規定を言い訳に釣銭を横取りするタクシー運転手の態度や人柄が不届きで情けない限りだ。

そのことのために僅かな金2元を払えといったりやれないといったりしながら争い、結局タクシー運転手が釣銭を渡した後、また一枚は破ってお客に渡し酷い悪口雑言まではばからなかったという事実だ。

このような事実がウィチャットモメントに公開された後、すぐ多くの人々の注目を浴び、数多くのコメントが付いた。

その中には正月なのに仕事をするタクシー運転手の苦労も考えなければならないとか、たった釣銭2元のために喧嘩する必要があるのかと、タクシー運転手の肩を持って立ち向かう人もいた。 だが、多数の人々はタクシー運転手のこのような処置に絶対的な反対意見を出し、このような現象が発生することになる原因と解決方法まで提示して重視を呼び起こした。

特に、このような“正月だから…”という規定にない規定を持ち出して乗客からタクシー料金をさらに受け取ろうとし、わずかばかりの釣銭まで横取りしようとするタクシー運転手らと口論したくないので、 できるならタクシー運転手の無理な要求を呑んでしまう“気前のよい”市民ために怪収金現象がそのまま消えないでいるという意見が断然優勢だった。

正月はもちろん、雪が降ったり雨が降る天気なのでタクシー運転手が非常に苦労すると言いながら、規定の外のお金を払ってもよいと考える人々のため、タクシー運転手の“正月だから…”あるいは “天気が良くないから…”という各種の不思議な収金理由で、さらに堂々として当然なようになっていきつつあり、自制しなければならない状況だと提言する人もいた。

調べによれば、“延吉市タクシー運転手審査方法”第9条には“規定により料金メーターを使わなかったり料金メーターに顕示された価格帯でタクシー値を受けなければ、6点を削る”と 明確に規定している。 これは“延吉市旅客運輸タクシー管理方法”、“延吉市旅客運輸タクシーサービス品質監督管理方法”等の関連規定により制定した点数制審査方法として、 これまで出てきた規定中で最も権威的な規定だ。

また昨年、延吉市はタクシー車業種専門取締りを内容とする“百日戦闘”を12月1日から2019年3月20日まで展開することとした。 処罰内容には、タクシー車業種の料金メーターを 使わなかったり乗客のタクシー搭乗を拒否して相乗りさせたり、名節期間も気象状況が良くない日にもむやみにタクシー料金を高めて要求するなど様々な内容が含まれている。 また、法律執行の効率を高めるため、直接110に申告しても構わないとした。

国家の政策的な制度には、どの条文にもタクシー運転手が“正月なので…”という規定にない規定を出して消費者に不当なタクシー料金を受けることができると明示した内容がない。 政策的な側面では、上で述べた不当収金に対する処罰・取締りが日増しに厳しくなっているだけだ。

私たちは不法タクシー料金に対して“いやです”と堂々と断る権利があり、そのような不法タクシーがはびこることが出来ないように絶対妥協してはならず、消費者の正当な権利と義務を共に 履行しなければならないだろう。 正月期間には、間違いなく現れる延吉タクシーの不思議な収金現象は当然一日も早く消えなければならない。

(吉林新聞 2019年2月11日)
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