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[社会] 50銭紙幣に載った豊満貯水池の元ダムが退役



12日10時58分、吉林市松花江に位置する豊満水力発電所の最初のダムが爆破撤去の最初の段階に入った。

豊満水力発電所は中国で初めての水力発電所だ。 1953年に印刷した額面50銭の人民元紙幣の図案に選ばれもした。 貯水池の元のダムの下流120mの所に新しいダムがすでに コンクリート工事を終えている。

豊満貯水池のダムは1937年に建設された。 全長が1080mになり、60の区間で構成された。 今回爆破した位置は、中間区間である32番目のダム区間。 爆破工事は緩和式爆破方法を取っているので、 上、下流地域の生産や生活、そして新しい堤防には影響が及ばない。 元のダムの撤去工事は2019年4月まで続くという。

80年の歴史を有している元ダムは、洪水防止能力が不足し、コンクリート強度が低いなどの問題が検討され、論証を経て、元ダムの下流120mの位置に新しい貯水池ダムを建設する こととした。

新しいダムは、洪水防止能力設計を増加し、松花江流域の洪水防止をさらに完全にし、流域の洪水期の安全と水源、電気供給を担保することになる。 また、松花江の魚類の回遊特性を 勘案して、新しい堤防は魚類が行き来する通路と増殖所を増設し、昇魚機も建設して効果的に生態を保護できるように設計した。

新しく建設する発電所発電基礎の総容量は148万kwに達し、これは元の発電能力よりおよそ50%増加することになる。 2019年6月には、初めての発電基礎が生産に投入される見通しだ。 新しい発電所が稼動すれば、本地方の電気ネットワーク構造を一層最適化出来、クリーンエネルギー利用率をより高めることになる。

調べによれば、新中国が誕生した後、豊満水力発電所の建設は第1次5年計画の重点建設プロジェクトに区分けされ、建設された後、当時アジアで最大規模の水力発電所になった。 建国初期の発電基礎の容量や発電量の面で、豊満水力発電所は東北地区の電力系統の半分以上を占めた。

元のダムは全ては撤去ぜ、左側90m、右側306m程度を残し、重要な洪水防止と工業遺産として保存する。

(吉林新聞 2018年12月13日)
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