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[文化] CCTVも驚いた! 朝鮮語で京劇を歌う60代の延吉ハルモニ



中国の3大伝統演劇と呼ばれる京劇は、演劇、歌、舞踊、音楽などすべての芸術的な要素が結集された総合芸術で、中国のオペラとも呼ばれる。 “中国文化の花”との名声が高い 京劇は、中国の伝統と歴史がそっくり表れた誇らしい文化遺産だ。

10月28日夕方4時20分、中央テレビ放送局の戯曲チャンネルである11チャンネル快楽戯院演唱会のプログラムで、美しい朝鮮族の民族衣装を着飾って朝鮮語で京劇をを歌う 朝鮮族ハルモニが現れ、注目された。

この日、彼女は京劇(大唐貴妃)片段の“梨花頌”を歌い、梅派に合う特徴ある声と芸術的な情緒はもちろん、漢族でない他民族が他民族言語で京劇のその難しい様々な表現技法を 完ぺきに消化したという所により一層大きな拍手喝采を受けた。

彼女は果たして誰なのか? 度重なる噂をたよりに捜したあげく、探し当てた彼女は、延吉市進学街道文化社会区域に住んでいる李銀花(65才)さんだった. 平凡な 延吉市の朝鮮族住民である彼女が、どうして高い水準の京劇表現ができるようになり、また、中央テレビ放送局の華麗な舞台にまで上がることができるようになったのか?

11月6日午後、記者が会た李銀花さんは、典型的な朝鮮族の良妻賢母型の慈愛深い感じを与える60代のハルモニだった。還暦をはるかに越ええてはいたが、若い時期から歌が 唯一好きで、また、歌手が夢だったという理由で、今までその夢を捨てることが出来ず、歌で楽しい余生を生きていると語った。

2008年3.8節の日、テレビで延辺州京劇協会の公演種目が紹介されるのを見て、京劇をやってみたいという衝動を強く受けた。

1970年代、下放知識青年として農村に行った時、京劇による手本劇を演出した過去の思い出が蘇った。 1970年代下方知識青年で農村に降りて行った時京劇になった手本劇を演出した過去の思い出が生き返った。 李銀花さんは、京劇が自分の声に合い、曲が高級で誰でも歌えるものではない高い次元の技術が必要で、また、自分への評価を高めてもらうために習いたかったという。

ある日、李銀花さんは、英語の京劇を見ることがあった。 英語で出来るのに、朝鮮語ではなぜダメなのだろうか? その時、彼女はある京劇を朝鮮語で歌ってみたいという衝動を感じた。 優秀な京劇表現芸術文化を朝鮮語と結びつけることも非常に意味があり、価値があることだと考えた。 しかし言うのは簡単でも、京劇を歌う時の音調をみな合わせるのが非常に大変な 表現方式なのに、そこに翻訳歌詞の内容まで間違いなく入れなければならないため、細心の研究と絶え間ない努力が必要だった。

京劇を朝鮮語で歌うことについて、李銀花さんは朝鮮族として誰にまけないくらい歌を上手にできるという自信、特に朝鮮族民族衣装を着て、常に朝鮮族として中国の舞台に 立って京劇を歌うことが無限の誇りと自負心として感じられると語った。

著名な舞台芸術審査員は、全国京劇票友万里行表彰会で、李銀花が朝鮮語で歌った京劇をみた後、非常に驚いて“自分の民族言語で巧妙に翻訳してそのままに京劇をうまくく表現した 点が凄く、非常に驚くべき人だ”として高く評価した。

李銀花さんは、中国55の少数民族の中で唯一、自分の民族言語で京劇を翻訳して歌った初めての人として、中国朝鮮族民間文化芸術家の風采を全国に広く誇った人といえる。

(吉林新聞 2018年11月7日)
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