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[教育] 和龍市高級中学校と育秀国際語学院、姉妹提携



8月3日、中国、和龍市高級中学校と日本の育秀国際語学院の姉妹学校結縁式が、東京で行われた。

和龍市高級中学校・李昌龍現任校長と育秀国際語学院・笠井信幸学院長が両校を代表して様々な条項を確認し、姉妹学校結縁証書を交換した。

和龍市高級中学校は75年の悠久な歴史を持つ州内の名門高級中学校だ。 李昌龍校長が率いる和龍市高級中学校は、何年もかけて連合学校運営のしくみを大胆に実施し、 学校運営改革で一連の成果を上げた。 すでに長春市第11中、延辺1中、韓国のチョンヤン高等学校、東亜放送大学と姉妹提携を結んだ和龍市高級中学校は、他校との交流を重視する ことによって授業の資質面と学生たちの進学方向提示にも一定の発展をもたらして来た。

現在、延辺地域の日本語普及率は、ますます減っている状態だ。 編入学生が比較的多い和龍市)高級中学校では、大学入試で朝鮮族の学生たちに比較的有利な面を優先的に考慮して、 日本語教育に力を入れる面で良い例となっており、吉林省国家派遣日本留学生として学生たちを推薦したりもした。

また、日本の育秀国際語学院は1988年に設立されて以来、ずっと留学生を対象とする日本語教育を実施してきた。 2015年、在日朝鮮族に対する研究と私心なき関心を繋いできた、 東アジア経済経営学会会長でありワールドオクタ千葉支会の最高顧問である笠井信幸学院長の就任を契機に、朝鮮族の学生たちの受け入れをより一層推進することになった。

育秀国際語学院はお互いの文化を尊重し民族と国家の範囲を超えて国際的な適応能力と文化融合をまんべんなく揃えた人材を育成することを教育理念とし、<読み書き聞き話す>の 4種類の技能を備えた学生たちを培養し、専門学校、大学校、大学院に推薦することを最終目標としている. すでに延吉市職業高級中学校と姉妹学校を結んだ育秀国際語学院は、 今回、和龍高中との二つ目となる姉妹学校結縁を通じて、自らの教育能力、教育技術、教育財産などを十分に発揮することができる機会を持つようになった。

両校の姉妹学校結縁は、今後、日本留学の夢を持つ中国留学生のための飛び石の役割を担い、中日文化の友好的な交流のための重要な記録として残るだろう。

この日、和龍高中日本学友会・金正男会長と育秀国際語学院清家教育部部長をはじめとする人々が、李昌龍校長とともに学院を省み、意味深い交流の時間を過ごした。

(吉林新聞 2018年8月20日)
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