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[経済] 吉林省、4000万トンの農作物藁のリサイクル方法を模索



農作物の藁の処理問題は、資源節約、環境汚染源処理の面で焦点たる話題になってきた。 10月、衛星で集計された農作物藁燃焼点の数で見ると、吉林省の燃焼点は73ヶ所で、 昨年同期の308ヶ所よりおよそ80%減ったものとなった。

どのように処理されるのか?

吉林省の農村に、農作物藁経済人という新しい人々が現れた。

徳恵市の大規模栽培農家・宋怡辰は、4台の農作物藁束ね機械を備えて、自分の畑の作物を処理した後、付近の村々に行って作業しており、束ね機械が休むことがないという。 そして、農作物藁を付近のある発電所に1トン当たり60元〜70元にて売るという。

徳恵市農機所によれば、吉林省で藁束ね機械に30%の補助優遇販売政策を実施しており、藁経済人の情熱を注いだ。 彼らは農作物藁の買い入れ、保存、輸送の難題を解決する カギとなる人々になる。 長春市だけでも300台余りの藁束ね機械が収穫が終わった畑で作業中という。

吉林泉徳農作物藁総合利用有限公司の劉志勇経理によれば、この会社は“企業+収穫保存場所+農家”モデルを実施して、農作物藁経済人の役割を充分に動員させ、すでに182個の 買い入れ収穫保存場所を作ったという。

村には買い入れおよび保存場所があり、郷には買い入れおよび保存センターがあり、県には大規模の利用企業が現れた。 長春市は3年以内に完全な関連産業ネットワークを形成する 見通しであり、2018年には畑で藁束ねを完成出来るようにする見通しだ。

泉徳公司に行くと、漂白されていない原色の生活用紙、文化用紙など、藁を原料として作った製品が並んでいる。 この会社では、藁で生活用品を生産すると同時に有機肥料、 有機飼料も生産して、完全な産業ネットワークを形成している。 毎年30万トンの藁を加工して、20万トンの生活用紙、15万トンの有機肥料、10万トンの植物飼料を生産している。

徳恵市は発電、飼料、肥料、建築材料と製紙で、藁の総合利用をする5種類の産業体系を形成した。

松原市では先日、40億元の投資規模の生物合成油プロジェクトを決定したが、このプロジェクトが完成されれば1年に藁130万トンを加工することが出来、20万トンの合成油を 生産することが出来る。 松原市には、すでに藁の総合利用企業が14社ある。

徳恵市の大規模栽培農家・楊海超は今年、藁を売っておよそ8万元の収入を挙げたして、喜んでいる。 徳恵生物発展有限公司では昨年、6万トンを買い入れ、今年は10万トンを 超過するとして、発電原料を充足させることが出来たとして、やはり喜んでいる。

また、梨樹県農業技術奉仕所によれば、吉林省では保護時な耕作技術作業補助政策を実施して、農作物藁の還田に対して1ha当たり375元を補助している。 これにより恩恵を受けている栽培農家も続出している。

吉林省は2020年に吉林省の農作物藁総合利用率を85%に到達させ、藁焼きの問題を基本的に解決する方針だ。

(吉林新聞 2016年11月18日)
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