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[経済] 図們江協力開発機構の体系は?

国連で唱道、国家で協力、吉林省で実施

国際的次元で国連開発計画書は図們江地域開発プロジェクトの唱道機構だ。

1995年、中、朝、韓、露、蒙5ヶ国は、東北アジア地域政府間協力システム(北朝鮮は2009年末退出)を設立、図們江地域開発プロジェクトと称した。 機構傘下に、 観光委員会、エネルギー委員会、交通委員会、貿易便利化委員会、環境委員会、地方協力委員会、東北アジア輸出入(開発)銀行連盟などを出しており、 北京に秘書処を置いている。 中国では主に商務部で関連事項の調整および連携の責任を負っている。 2005年、“図們江地域開発”を“大図們江計画”と改名した。

協力機構は1996年から2016年4月まで、合計16回に及ぶ大図們江計画政府間協商委員会部長級会議を開催した。

第16回部長級会議は、今年4月、韓国で招集され、新しく、農業委員会、貿易投資委員会と東北アジア研究機構ネットワーク連盟などの機構を出した。 大会では現有の協力システムを新しい段階に押し進め、元々の国連主導を政府間独立協力機構に変更することに決めた。 これは、図們江国際合作が一つの斬新な歴史的発展時期に 入ったことを意味する。

協力機構の名称問題について、中国では東北アジア(図們江)経済協力機構を採用することを堅持しているが、ロシアは東北アジア経済協力機構と呼んでいる。 このように、その回の会議は名称問題で一致を見ることが出来ず、予定した目標に到達できなかった。 名称問題は大図們江計画第17回部長級会議で確定する予定だ (ロシア・ウラジオストクで今年末に開催予定)。

国家的次元では、中国政府は1992年、中国図們江地域開発プロジェクト前期研究調整チームを設立し、1999年、正式に中国図們江地域開発プロジェクト調整チームと改名し、 これを中国で図們江地域開発を推進する部級間調整機構とした。現在まで、中国図們江地域開発プロジェクト調整チームは、すでに8回もの会議を招集して、関連する 図們江地域の合作および吉林省で提起した重点事項についての研究を進めた。 それ以外にも、国家的次元で中国図們江開発プロジェクト専門家チームを設立した。

吉林省の戦略実施組織状況は次のとおりだ。吉林省は、長吉図開発開放先導区戦略実施指導チームを出しており、2014年11月と2016年2月、省党委・巴音朝魯書記が それぞれ長吉図戦略実施指導チーム第2次、第3次会議を招集、司会した。

会議では、長吉図戦略について重要な根幹と重大な戦略的枠組を策定、例えば長吉産業革新発展モデル区を建設することと 東路と南路の二つの翼を共に推進することについての戦略的枠組をそれぞれ提起した。 長吉図弁公室は指導チームの事務機構として吉林省の対外開放事業を責任を以て調整している。

(吉林新聞 2016年8月30日)
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