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［社会］　延吉市区域の布爾哈通河で羊を放牧?! 環境破壊の憂慮... 厳しい処断を要請 28日夕方6時半頃、延吉市の布爾哈通河沿岸に数百頭の羊たちが放牧されているという情報提供電話を受け、直ちに現場に走って行った。 延吉市の新民橋東側、布爾哈通河北側の川岸で 群がっている羊の群れを発見した。 ここは川幅が狭く、川辺の砂浜に草が生い茂るように育っていた。 羊の群れはひと目で見ても頭数が多く見えた。 十頭余りずつ、何頭かずつ、一ケ所に集まって頭をうずめて草を食べる羊がいるかと思えば、安らかに横になって休息する羊たちもいたし、川辺に近付いて水を飲む羊たちもいた。 詳しく数えてみると、300頭を優に超えた。しかし羊飼いは羊の群れの周囲には探しても見つからなかった。 なぜここで放牧するのか尋ねようと羊飼いをしばらく待ったが、 ついに現れなかった。 新民橋を過ぎ去った男性市民は“川で羊を放牧してどうするつもりなのでしょうか。 あの多くの羊の排泄物で川の水が汚染されるのは明らかです。 今、この橋を通る時は風に乗って脂臭い匂いがします”と言いながら不快な印象を示した。 布爾哈通河の南側の堤を散歩した市民も足を止めて羊の群れを眺め、 “ここで羊の群れを三、四回見たことがあります。 どうして個人の利益のために布爾哈通河にきて放牧しようなどと考えるのか、理解出来ません。 はやく羊の群れを川辺から 追い出してもらいたいです”と語った。 29日、延吉市水利局河道総合管理処を訪ねてみた。 “川で放牧してはいけません”と河道総合管理処の該当責任者は語った。 “延吉市市区域河道管理暫定方法”の該当規定によれば、 河道管理範囲内で放牧したり農作物を栽培したり私的に川を堰き止めて釣り具を設置する行為は禁止されている。 布爾哈通河は延吉市の生態環境保護に大きな役割を発揮しており、 布爾哈通河の川辺で放牧するのは河道の植物被覆を厳重に破壊し、川底の生態環境を破壊する行為だ。 責任者は“今後、巡邏と衛生環境保護を高め、規定違反行為を厳格に 取り締まる”と語った。 （延辺日報　２０１６年６月２９日） Copyright(C) 朝鮮族ネット