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［社会］　《中国伝統の村》 −水南村の自慢と苦衷 図們市石岘鎮水南村は、中国伝統魅力村、鳳梧洞戦闘の遺跡で有名だ。今ほとんど毎日のように数十人に達する内外訪問客と観光団体が訪れ、村民が喜んで自慢する。 水南村の中心に《魂》を刻んだ石碑がある。 村民委員会・羅哲龍主任は、来賓や観光客に《私たちは国と民族のために全てを捧げた革命先烈たちの精神と期待を賛えるため、村の真ん中にこのように刻んでおきました。 水南の<魂>はまさに私たちの民族の魂を象徴します。..》と説明する。 水南村の人々は、水南の《魂》、水南の文化を伝承するために力をつくしている。 このような水南村に最近、難題が出来た。 水南村の入口にあったアーチ型石橋がなくなったのだ。 消えた《文物》アーチ型石橋 水南村党支部書記・金ジンソプは、そのアーチ型石橋は村で該当部門から使用権を引き受けた水南の《文物》だとして、先日、図們市の関連部門で掘削機で破壊したことを 胸痛く感じている。 金書記によれば、その橋を農道として使う他の村では、新しく開発する観光登山路の初めてのコースとして計画をたてた。 ところが先日、豪雨が過ぎた後、図們市関連部門では 多くの警察まで動員して橋の周辺を統制し、掘削機でアーチ型石橋を壊してしまった。 原因は、この橋が今使う新しい橋の不安定を招く障害物であるためだという。 実は水南村の老人たちは、しばらくこの橋を保護するために努力した。 今になって、どうしても撤去しなければならないのであれば、村の指導部を訪ねて説明するか、 そうでなければすぐに村民代表大会を招集して説明し、橋を撤去することの合理性を明らかにすれば良かったのだが、なぜ村に知らせないまま、それも警察まで動員して 強制的に橋を撤去したのかについて、村では納得出来ないという。 今、村民が村の指導部を無能だとして恨んでおり、村の指導部として釈明するにも面目がないという。 また、最近、この村では長い間、井戸水を飲んでいる状態だ。 これについて水南村の羅哲龍主任は、《村民が私を罷免するぞといいますが、私ではどうにもならないので》と苦衷を吐露する。 今回の豪雨で水南村は莫大な損失をこうむった。 他の破壊された施設の復旧はまだ時間がかかり、問題は豪雨が過ぎてから一ヶ月過ぎても破壊された水道水施設を整備出来ず、村民が水を今だに地下水を飲んでいるという話だ。 村で自らの力では出来ない水道管整備工事と村の指導部で関連部門に問題を報告して解決策を求めているが、まだ対策がないという。 日もますます寒くなると、 村の指導部でも村民は水道水のために苦労している。もちろん観光客は水を汲む村民等を見て《鳳梧洞貯水池の下から水を組んで飲むとは?》と不思議がる。 （吉林新聞　２０１５年９月３０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット