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[経済] 没落する長春のカラオケ

昨年140ヶ所のKTVのうち数十ヶ所が廃業

家賃、人件費上昇、K歌App興




長春の二つの大歌星KTVのうち一つは昨年に廃業、もう一つは今年6月に廃業した。

7月までに上海、武漢、済南などの大歌星KTVが廃業し、全国で90ヶ所の大歌星KTVが全て廃業した。これで大歌星KTVが歴史舞台から消えることになった。 濃厚な時代的背景を帯びたKTVが人々の視線から消えつつあるということだ。長春市のKTVも苦境に立たされているのか?

長春市のKTV市場も経営状況が良くない。前進大街、自動車工場付近の一部のKTVでも賃貸情報を張り出した。10年余りの間、カラオケを経営してきた徐さんも、 カラオケ店舗を賃貸すると張り紙を出した。 彼によれば、昨年からカラオケの経営状況が良くなかったとし、長春のカラオケ二つを止めて他の商売をしたいのだという。

先日、カラオケ店を止めた林さん、彼は6年間カラオケを経営して今年4つのカラオケ店を全部止めた。彼によれば、カラオケの運営原価が高いということだ。 1000平米の店に中等水準の装飾をするのに400〜500万元かかる。 その上3年に一回ずつ装飾をまたしなければならず、家賃がずっと上がるのも原価圧力を加重させるという。

業界関係者によれば、2014年、長春のKTV総数が140ヶ所余りだったのが、その年に数十ヶ所が廃業したという。

長春市のKTVは90年代に現れた。 2012年から2013年は最も華麗な時代で、毎年新しく20ヶ所余りの店が増えた。それが2014年になつて没落し始めた。

十年ほどKTVを経営した業界関係者は、《経営原価が高く、家賃なども度々上がりつつある。そして変わらぬ経営方式と老朽化した設備などが顧客の需要を満足させることが 出来ない。その上、従業員の労賃が高くなり、知的財産権費用も支払わなければならない。部屋100室に毎日約800元にもなる知的財産権費用を支払わねばならず、 これはチェーン店に少なからぬ圧力を与えている》と語る。

この他、インターネットの急速な発展でK歌Appの勃興が、KTV業種の発展を制約している。 不完全な統計によれば《チャンバ》、《K歌達人》、《愛唱》、《移動歌練習房》などの 様々なインターネットのKTV応用版が興行している。

長春市のあるネチズンは、長春市で何ヶ所かのKTVに行ったが、視聴設備が老朽化しており、選択出来る歌が少なく、食事代も高かった。サラリーマンには合わないと語った。

(吉林新聞 2015年8月4日)
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