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![]() [文化] 朝鮮族自治州の味漂う競技場になってほしい 《延辺長白山チーム》のホームグラウンドは延辺朝鮮族自治州の首府都市である延吉に位置している。ところが、ホーム場の競技の時ごとに競技場の司会者はもちろん、 サッカーファン協会の応援も一様に一つの言語でしており、問題視されている。 5月30日、大連阿爾浜チームとのホーム競技だけ見ても、そうだった。情熱的なサッカーファンであり高齢の知識人でもある金さんは、筆者を訪れて《私たちの朝鮮族自治州なのに、 司会者にしても応援でも全部漢語だけでしていることをちょっと書いて指摘してほしい》と丁寧に話し、《延辺サッカーチームのおよそ2万人に達する70歳以上の朝鮮族の 老人たちは大体同じ思いである》とし、とても残念だとして不満の様子であった。 事実、金さんの指摘は正しい話であり、厳粛な批判でもある。 朝鮮民族自治州ならば朝鮮族の味がよく出るべきで、路地の看板の他には見つけるのが難しいという話だ。 例えば自治州の指導幹部から各級幹部に至るまで、《延辺を世界に…》を如何に多く叫んでいるのか? ところが延辺サッカーは単純にサッカーであるだけでない文化だとしながら、 朝鮮民族のサッカー文化を確かに確立して広く宣伝して高揚することができる千載一遇の良い機会であるホーム競技で、漢語だけ使いまくっているのは空しい感じが するというのも理解出来ることだ。特に観衆の大部分が朝鮮族で、その上、国内の新彊、モンゴルなどの地の少数民族運動員、深圳、青島、湖南、北京等の運動員、 そして欧州、南アメリカ、アフリカ、アジアなど世界各地の外国運動員も少なからず延辺サッカー場を訪ねて来ている。延辺チームのホーム場こそが延辺朝鮮族自治州を 世界に知らせる代名詞で、得難い機会ではないだろうか? サッカー競技場でも、朝鮮族自治州の味が充満するように司会者はもちろん(あるいは朝漢2言語で)、応援も耳当たり良い朝鮮話にすることが出来るならば良いと思う。 国内の他の競技場とは違った応援と言語に、延辺を訪れた外地の選手たちも非常に不思議に思うほど深い印象を残すことになるだろう。決して老人たちだけの話だと 無視して流してしまう問題ではなく、私たちの子孫にまでも関係する深刻な問題で、議事日程にのせて該当関係者たちが直ちに改正して斬新で朝鮮族自治州味が漂う 競技場にしてもらいたいと思う。 (吉林新聞 リ・ジンウク記者 2015年6月1日)
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