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[社会] 韓国の小包からタバコシバンムシ発見、吉林省で初



先日、韓国から入国した小包からタバコシバンムシが検出されたと延辺出入国検験検疫局が伝えた。吉林省で初めてという。

タバコシバンムシは多肉植物で発見されたという。問題の多肉植物は13種類の品種113株だったが検疫証書がなかったという。 延辺検験検疫部門ですでに問題の植物を 焼却処理したという。

調べによれば、タバコシバンムシ[Lasioderma serricorne(fabricius) ]は危害性の大きい保存侵害害虫で、生命力が強い。しばしば植物を削ってかびを生やさせる。 食の好みが多様なタバコシバンムシは、葉タバコ、茶葉、中国薬材、穀物、小麦粉、油、衣類、書類などを蚕食し、ひいては鉛の板を突き抜けることもあるという。

延辺出入国検験検疫局では、韓国への出入り人員が比較的多い延辺の実情で、特に検査力を高めて有害性生物の流入を最大限に途絶している。 今年に入り、入国人員が 植物種子、苗を小包にて携帯してきたのを10回摘発したが、そのうち3回で有害生物が検出されたという。

検験検疫部門では有害生物の流入がもたらす被害性を強調し、再び入国人員が無許可入国禁止条例に定めた種や苗木を私的に携帯して来ることを控えるよう呼びかけている。

(吉林新聞 2015年5月29日)
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