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[文化] 旧正月期間、爆竹店《儲けられなかった》



例年、晦日から爆竹音がとめどなく家中で鳴り響き、テレビを視るのにまで影響を受けるほどだったのに比較すると、 延吉市民は誰もが《今年の旧正月には爆竹音が明らかに少なかった》という。

延吉市太平街と海蘭路の交差点東側にある爆竹店主人・許世徳によれば、昨年から爆竹店の商売が明らかに 難しくなったことを感じたが、今年は師走晦日の二日だけ買いに来る市民がやや多かっただけで、その他には閑静だったという。 販売量を見れば2年前の1/3ほど減った。

他の爆竹店も似た状況か、より悪い状況で、もう小正月まで残り何日間だが、期待出来ないとし、すでに割引販売を始めていた。

爆竹店の主人は異口同音に《今年の旧正月にはあまり儲けられなかった》という。 彼らは、その原因を市民の環境保護意識の 向上と直結すると分析していた。 また、今は娯楽方式の選択が日増しに多様化していることとも関連すると見ている。

爆竹音が少なくなって《世の中が随分静かだった》といって喜ぶ市民がいるかと思えば、一方で《正月を過ごす味が落ちた》として 何となく寂しがる市民も少なくない。

爆竹を鳴らすのは中国の伝統的な風習であるから、正月にはそれでも爆竹はさく烈させなければならないが、 環境保護を考え、鳴らす回数を減らそうというのがほとんどの市民の暗黙の了解になっている。

(吉林新聞 2015年2月27日)
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