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[社会] 延吉、貯水池の水備蓄が非常事態に...水供給量調整



記者が先日、延吉市水利局で調べたところによれば、延吉市の第二の水源地である延河貯水池の水供給が切迫し、厳しい状況に直面している。 このような状況に照らし、 2月3日、延吉市水利局と延河貯水池有限公司では緊急討論会を開き、対策を講じると共に市民に水の節約を訴えた。

延河貯水池は、延吉市五道貯水池に続き建設された第二の水源地であり、依蘭鎮利民村石人大隊に位置している。 煙集河の上流地域で都市の水供給を主とし、発電、養殖など 総合利用価値のある中型貯水池だ。 貯水池の総容量は3745万立米で毎日5万トンの水を供給することが出来、毎年、都市に1800万立米の水供給をしている。 概して煙集街・延吉市ラジオテレビジョン放送局北側の区域、北安路8中および延吉監獄北側の区域、北青路北大市場付近の区域、愛丹路軍分区東北側区域などの地域に水を 供給している。

延吉市水利局副局長・李チャンスは、2014年夏に入ってから延吉市では、27年ぶりの日照りを体験した。 延河の上流地域は日照りになり、降水量の少ない天気が持続した。 そして 延河貯水池の水備蓄量が持続的に少なくなった。 年間入水総量は1510万立米で、往年の26% (往年平均水量は5764万立米)にしかならず、増水期の入水量でも493万立米で 往年の15% (往年同時期3337万立米)にしかならなかった。 2014年12月中旬からは入水量が基本的にゼロに達し、貯水池の水位も急速に下がって行った。

記者が該当責任関係者たちと共に延河貯水池発源地の依蘭鎮利民村石人大隊区域に行ってみると、水はほとんど底をついていた。 延吉市延河貯水池有限公司の党支部書記である 馬輝は、《延河貯水池の上流地域は、豊水期になれば水が多く、今のように底をついた現象は見られなかった。2014年夏に達し、高温と日照りにより地表がほとんど露出した》とし、 遺憾だと語った。

延河貯水池の水保存量は893万立米で、水質、貯水池生態環境などを考慮して500万立米の保存量を残す。 そのため供給出来る水量は393万立米。延河貯水池の現在の状況に 照らしてみれば、延吉では歴史上初めてこのような深刻な日照りの現実に出会った。 これにつき、市水利局では科学的に貯水池の水量を分配して、延吉市水道業務グループと連携し、 水供給量を少しずつ調整、増水期以前の基本水供給を保障すると表明、社会全体的に共同して水の節約をするよう訴えた。

(吉林新聞 2015年2月4日)
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