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[経済] 朝鮮族株式制の村、政府投資6千万元を獲得

新しい跳躍を夢見る

営業許可登録番号が00001番である中国で一番最初に建設された農民株式制合弁会社−密山市緑栄高麗米農民専業合弁公司が位置する黒龍江省密山市「徳鎮徳興村で最近、 国家から6000万元の農地整理プロジェクト資金の支援を受け、大規模な高標準化の耕作地建設事業を推進している。

これまでの土地利用の限界を克服し、機械化営農と集約経営、ひいては持続的発展の需要を満足させるために施行される今回の総合的な建設工事は、 農地整理を重点として土地評定工事、農地修繕工事、農村生産道路、田畑道路、用排水路建設工事などのインフラプロジェクトを含め、省設計院で設計図を作成し、 2年前から計画して上級該当部門の予算投資がすでに決まった状態であり、今月中に作業を始める計画だ。

新しい農村建設4星級の村である徳興村は、すでに農業現代化と機械化を基本的に実行した村であり、ほとんどの面積は密山市緑栄高麗米農民専業合弁公司で大規模経営をしている。 2006年に村党支部書記兼村民委員会主任である金長浩(50歳)さんが建設したこの合弁会社は、中国で一番最初に建設された農民株式制合弁会社であり、 営業許可登録番号が00001番であり、絶え間ない拡張を経て2008年に黒龍江省最大規模の農民専業合弁会社として、《中国10大農民専業合弁会社》に選ばれた。

合弁会社は36棟の2万平米余りの自動水温管理鉄鋼構造ハウスで、韓国のハイテク種子選別機と発芽設備で標準化された育苗管理を進めており、大型コンバイン、中小型コンバイン8台、 日本の最新式高速田植え機7台、大衆小型トラック12台とその他の付属農機具を十分に備え、多様な農機械で米生産の全過程の機械化を実現した。

合弁会社では、東北農業大学科学実験研究基地を独自に担当し、東北農業大学の教授、博士生導師であり、米の育種専門家である金正勲博士の指導の下、 8人の博士、修士研究生が2000種余りの稲品種を実験栽培しており、中国東北で最優良の自然米生産基地、省級有機米生産基地、省級万畝米多収穫モデル区、省級稲早熟育苗モデル園に 位置づけられている。

国家級無公害標準化基地でもある合弁会社は、緑栄香特1-3号、特級米、特異米など優良品種を開発して、大面積に普及させているので、収穫高(ha当り9000kg)が、 高価ながらも米粒が美しく、栄養が豊富でご飯の味が良く、稲穂が丈夫で倒れないなどの津よりにより、高い経済的メリットとブランド効果を創り出している。

しかし、合弁会社のこのような快速的な発展に比べ、もともとの農地耕作環境と土地利用方式は、機械化営農の需要を満足させにくくなった。 まず、土地の所有にともなう境界に 必要以上の多くの面積が必要とされ、小さな菜園耕作地は機械化作業に不利で、排水路が整備されておらず、浸水被害が発生、農路の舗装が不十分で機械化の適用に多くの不便を 来していた。 今回の農地整理工事はまさにこのような欠陥を除去し、機械化営農の長期的なしっかりした基盤を構築することにその核心を置いている。

徳興村の農地整理の建設総規模は1万畝に達し、土地の区画整理を通じて1haに20本程度だったあぜ道を2〜3本ずつだけ残すことにより、新しく増えることになる耕作地面積だけでも 700畝余りに達する。 生産性が低い低収穫農地と不規則的な農地を締め出し、体系的に整備して土地の水平度を向上させ、農地を評定、碁盤の目のように真四角に整理して現代的な 大型農機械の活用が便利になる。 排水設備と灌漑設備数百個を増設して、水害と旱災にも正常な収穫を保障することが出来るようにし、農路60kmほどを舗装、拡張して効果的な 機械化営農に基礎を作る。

2年計画予算によるこの重要工事が終われば、該当区域内の耕作地の品質が大きく改善され、米の収穫量が10%程度増産される見込みであり、耕作地の管理でも現在、管理員10人余りを 半分に減らすことが出来、機械作業の費用も20%節約することが出来、科学技術の普及と管理にも便利をもたらす。

併せて村の指導部では、住民たちの居住環境を改善して人生の質向上を図るため、土地整理事業の一環として村の環境整理事業を含む総合的な整理事業も一段階高い次元で 推進しているので、高齢層に適合した暮らしよい親環境の村で、新しい農村建設事業を省級《美しい郷村》村として育てるよう力をつくしている。

(吉林新聞 2014年10月30日)
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