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[社会] 刑務所に伝えられた朝鮮族《代理父母》たちの愛の手助け



10月21日、長春市朝鮮族次世代関心事業委員会(以下《朝鮮族関工委》と略す)の10人余りの会員たちは、吉林省未成年犯刑務所(以下《刑務所》と略す)の6人の未成年収監者(そのうち 漢族5人)らと《代理父母》の結縁式を行った。

当日、刑務所を訪問した朝鮮族関工委の《5人の老人会員》と8つの分会および4つの朝鮮族学校の代表など合計90人余りの会員は、 200人余りの収監者および該当関係者と共に《代理父母》結縁式を見守り、収監者に多彩な文芸公演を見せ、刑務所責任者の案内の下、収監者食堂などの施設を見て回った。

結縁式で長春市関工委主任である曹希龍(82歳)は、朝鮮族の老人たちの行いは、多くの人々に濃い感動を与えており、吉林省および国家該当部門の多大な関心を 呼び起こしているとして、中国次世代関心事業委員会・顧秀蓮主任は続けて二度も書面指示を与え、長春市朝鮮族関工委の《代理父母》の業績を高く評価したと語った。

刑務所所長・李国軍は、一瞬のミスで誤った道に入った収監者が真面目に改心して一日も早く出獄して、新しい人として新たに出ることで《代理父母》たちの私心なき愛に 報いてほしいと述べた。

長春市朝鮮族関工委・李鍾成主任によれば、2004年に朝鮮族関工委の元常務副主任である朱在憲の発起の下、南関分会では両親が死亡したりあるいは離婚したり、両親がいるが 子に関心が全くない未成年収監者を選択し、彼らと《代理父母》との子供関係を結び、愛を施した。

《代理父母》は《代理息子》の誕生日や名節の時になると、ケーキや生活用品を沢山抱いて子供たちを訪ねて行き、子供たちが病気にかかれば薬、果物などを買って直ちに 刑務所に走って行った。

11年間、彼らは次々に31人の未成年収監者に両親と同じ愛を注いできた。収監者が出獄した後にも、彼らに働き口を用意する感激的なこともあった。

当日、刑務所を訪れた朝鮮族関工委会員たちの平均年齢は70歳ほどで、最高齢者は82歳であった。

その日、朝鮮族収監者の朴さんは、繰り上げて出獄し、《代理父母》から受けた愛を社会に還元したいと語り、目がしらを濡らした。

1956年に設立された吉林省未成年犯管理教育所は、吉林省で14歳以上、18歳未満の未成年収監者を受け入れる唯一の場所だ。 現在、700人余りの未成年収監者がおり、そのうち 朝鮮族収監者は21人。

(吉林新聞 2014年10月22日)
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