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[文化] 鉄嶺市、朝鮮族秋夕節を国家級無形文化財に登載



鉄嶺市朝鮮族文化芸術館が申請した《朝鮮族秋夕節》が第4期国家級無形文化遺産代表リストに入選した。

これは鉄嶺市の朝鮮族仮面劇、本渓市の朝鮮族乞粒舞、丹東市の朝鮮族還暦宴、鉄嶺市のパンソリに続く遼寧省朝鮮族の新しいの国家級無形文化財だ。

秋夕は中原に源を発したものだが、朝鮮半島でもかなり以前から楽しまれて来た名節として知られる。

中国大陸に移住してきた朝鮮人は、各地で秋夕節の風俗を堅持してきたが、遼寧省の鉄嶺、開原、昌図、西豊に住んでいる朝鮮族は、まだ秋夕の日に伐草、省墓、茶礼、 牛遊び、火焼月亮房、カンガンスンレ、松餅を食べる、マッコリを飲む、新米の飯を食べるなどの風俗を保有している。

鉄嶺市朝鮮族文化芸術館・金英珠館長によれば、秋夕の日、鉄嶺地域の朝鮮族は、祭事を終えた後、牛遊びをする。

農楽隊が風物を鳴らせば、村人が一人二人と集まって来る。 二人が腰を曲げてござをかぶった後、前の人は棒二つで角を作り、後の人は長い縄で尾ひれをつけて牛の真似をする。 農楽隊と村人は《牛》を引っ張って、その年に農作物を最も多く作った家へ訪ねて行く。 門の前で 《牛がお腹がすいてエサを食べたくて来た》と叫ぶと、主人が出てきて一行を迎える。 《牛》を前面に出して一行は庭に入り、 農楽を鳴らし歌い踊れば、家主は酒とモチとおかずを備えて接待する。 村人はしばらく遊んでから《牛》を引っ張って他の家へ向かう。 このように様々な家を訪ねて行き、日が沈むまで遊ぶ。

鉄嶺市の《朝鮮族秋夕節》は国内外に広く知られている。 遼寧省朝鮮族民俗節などの大型行事で何回も公演され、 遼寧衛星TVや延辺衛星TVで放送され、鉄嶺は内外に朝鮮族伝統風俗が比較的完全な形で保存されてきた地域として知られる。

(吉林新聞 2014年8月7日)
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