xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[経済] 帰国者創業時代を開く

延辺海外帰国者創業協会・金紅権会長



帰国者たちの創業時代を開くために熱心に走る人がいる。 その主人公こそ、延辺海外帰国者創業協会・金紅権(48)会長だ。

金会長は“一言で言えば、学歴は銅牌で、能力は銀牌であり、人脈は金牌で、創新および創意は王牌”と主張する。

長春電力大学経済経営学課を卒業した金会長は、龍井市労働局に配置されて活動し、1998年、日本留学の道に出た。 日本でアルバイトをしながら勉強をし、また、様々な 貿易会社などを転々としてお金を集めた。

お金はどのように儲けるかが重要なことではなく、お金をどのように使うかが重要だと主張する金会長は、2004年に延辺に帰って自らの才能を発揮する方法がなく、 再び日本で習った経営管理を基に無錫にある韓国の独資企業に就職した。

彼は自分自身の夢があって、2007年に再び日本に出国して事業を始めた。故郷に帰ってきて独自に事業をすることに心を決めた彼は、2011年、延辺に帰ってきて ‘延辺海外帰国者創業協会’を設立、帰国者たちに創業プラットホームを提供することになった。

不完全な集計によれば、韓国、日本、オーストラリア、アメリカなどの国へ留学あるいは帰国した延辺地域の中青年は2万人余りに達し、延辺の朝鮮族人口の2.5%を占めるという。

延辺の海外派の比重は中国の諸般海外派の比重( 0.87%ほど)に比較すれば途方もなく多い数字だ。 しかしこの多くの延辺生まれの海外派は、ほとんど延辺に帰って来ず、 国外で事業をしたり中国の発達した都市で事業をしている。 その理由について、金会長は‘延辺はまだ鳳凰が座る場所がないから”と語る。

現在、延辺の78万人余りの朝鮮族人口のえち、韓国に出稼ぎに行った人口が25万-26万人と推算される。

この26万人の延辺籍の朝鮮族は、諸般延辺朝鮮族の33%ほどになる。 一詩期、彼らが稼いだ外貨が延辺の財政総収入の2倍にまでなった。 また、アメリカ、日本、ロシアなどの国に 行った延辺の朝鮮族はその数字がどれほどになるのか正確な統計がない。

こうした途方もない延辺の海外留学および労務者の帰郷創業にプラットホームを提供するという趣旨で、金紅権さんは日本から帰国するとすぐに 2012年5月27日に‘延辺海外帰国者創業協会’を発足させたのだ。

現在、帰国者らの中には、アイテムはあるのに資金が不足している人、逆に資金はあるのにアイテムがない人、帰国後、人脈がなくて右往左往する海外派が 数知れぬほど多い。 金会長は、このような人々に出会いの場を提供して情報を交流し、隘路を解こうという目的で創業協会を設立した。

彼は協会傘下に人材情報交流、アイテム交流相談、人材育成、金融紹介相互補完などのプラットホームを細分化し、創業を望む帰国者たちに無料で有益な情報を提供している。 このような情報提供のため、金会長は協会設立と同時に‘帰国者スタンドバー’を整えて実務相談をしている。

創業協会の会員は270人で、創業協会の助けですでに17の会社が創業し、また、3つの会社が創業を準備している。

また、協会設立後の2年間、金会長は朝鮮族社会に後援を惜しまず、温かい感動を与えている。

(黒龍江新聞 2014年7月18日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット